エドウインの1周年を飾る特別ジーンズの魅力
京都の三条に位置するエドウインのコンセプトショップ「EDWIN KYOTO SANJO」が、オープンから1周年を迎えました。この記念すべき日に、エドウインは周年限定のジーンズを100本だけ発売します。この特別なジーンズは、古さと新しさが絶妙に組み合わさったデザインとなっており、京都の歴史と文化を反映しています。
エドウインの最古のジーンズ
エドウインが展開するデニムの中には、1963年に発売された359BFモデルが広く知られていますが、その前身とも言える特別なジーンズが存在します。その名も「クッキーロゴ」と呼ばれるもので、設立初期の貴重なサンプルです。このジーンズはエドウインのアーカイブには完全な状態で存在しておらず、長い間“幻”とされてきました。しかし、最近、エドウイン公式のYouTubeチャンネルを通じて、コレクターから寄贈されたことがきっかけで、ついにその存在が明らかになりました。この最古のジーンズを基に、限定の復刻モデルが登場します。
1周年限定ジーンズの特徴
エドウインの1周年を記念した限定ジーンズは、寄贈された「クッキーロゴ」のスタイルを尊重しつつ、現在の技術で復刻されています。特に注目したいのは、昔ながらのWステッチの形状やステッチの幅など、当時の雰囲気を忠実に再現している点です。1960年代特有の「ユルさ」を感じさせる仕上がりとなっています。また、製品内部には当時のタグを完全に再現したインサイドネームが施されています。
最新技術を駆使した生地
この特別なジーンズを単に復刻するだけでなく、エドウインは最新技術を駆使したデニム生地も採用しています。今回使用されるデニム生地は、合成インディゴの代わりに、リサイクルインディゴ染料「EnzyBlue(エンジーブルー)」が使用されています。この染料は、長瀬産業、オー・ジー長瀬カラーケミカル、マイクロバイオファクトリーの3社によって共同開発されました。こちらの染料は廃繊維から再生されたもので、環境に配慮したサステナブルな選択肢を提供しています。
EnzyBlueの特徴
リサイクルインディゴ染料「EnzyBlue」は、一般的な染料とは異なり、廃棄された繊維を酵素を使って染料に再生するという最新の技術に基づいています。このプロセスは、環境負荷を軽減しながら高品質なデニムを生産することを可能にしました。エドウインが今回の商品に選んだこの生地は、まさに最古と最新が融合した製品と言えます。
製品詳細
この特別なジーンズの情報は以下の通りです:
- - 品番:KSB13-89
- - サイズ展開:30/32/34/36 inch
- - 価格:26,400円(税込)
- - 発売日:2025年10月17日(金)
取扱店舗
- - 店舗名:EDWIN KYOTO SANJO
- - 住所:〒604-8084京都府京都市中京区富小路三条上る福長町102 1階
- - 電話番号:075-708-5886
- - 営業時間:12:00~19:30
特設サイト
もっと詳しい情報は、
公式特設サイトをチェックしてみてください。
この特別な1本は、エドウインの歴史の中で重要な意味を持ち、多くのファッションファンに愛されることでしょう。ぜひ、この機会をお見逃しなく。