感動の日本製ハンカチ
2025-10-15 15:56:40

小さな町工場が生んだ奇跡!日本製ハンカチの反響の裏側

日本製の誇りを胸に!小さな町工場の挑戦



岡山県津山市に拠点を置く株式会社笏本縫製が、10月8日から10日までの3日間にわたり、ダブルガーゼハンカチと手ぬぐいを販売し、なんと15,000枚を超える注文を受けるという快挙を成し遂げました。この驚異的な数字は、製品のクオリティと職人の情熱、そして顧客からの期待が重なった結果といえるでしょう。

祖母からのバトン


1967年に創業された笏本縫製は、三代にわたる家族経営の小さな町工場です。創業者である祖母は一本のミシンを使い、町工場の道を切り開きました。彼女が持っていた「手作りの温もり」を大切にし、両親からその理念を受け継いだ三代目、笏本達宏氏は、職人の想いを込めて、一着ずつ丁寧に製作を続けています。

SNSの力


笏本縫製が自社ブランド「SHAKUNONE」を立ち上げたのは2015年のこと。下請け業から脱却し、自分たちの製品を広めるため、SNSでの情報発信を続ける中で、多くのファンや支援の声が集まるようになりました。「日本製を選びたい」という想いを持った人たちの支えが、今回の成功の基盤となったのです。

しかし、過去には思わぬ困難もありました。特に8月には、コラボ商品に予想以上の反響があり、わずか30分で3,000枚が完売するという事態に。準備していた在庫が瞬時に消えてしまい、「届けたいのに届けられない」というジレンマが生まれました。その経験が、顧客の期待に応えたいという情熱をさらに燃え立たせました。

受け継がれる職人技


10月の再販に際して、株式会社笏本縫製では新たなデザインを加えたダブルガーゼハンカチと手ぬぐいを発表しました。その結果、全国から15,000枚のご注文をいただき、約5,000件の温かい声をいただくことができました。この反響は職人たちにとって自信となり、日本製への誇りを再確認するきっかけとなったのです。

新ECサイトの挑戦


顧客の声を反映させる形で開設した新ECサイトでは、安定したシステムを導入し、アクセスの集中にも耐えられるように改良しました。Eギフト機能を備え、ギフト需要にも対応し、デザインと操作性を向上させています。このような取り組みにより、製品を購入するだけでなく、日本製を選ぶことで未来に繋がる体験を提供することを目指しています。

未来へのビジョン


笏本董事長の笏本達宏氏は、「今回の反響はゴールではなく、新たなスタートライン」と語ります。今後もお客様の声を基に、日本製の価値を発信し続け、小さな町工場から全国の職人を繋ぐ流れを作っていきたいとしています。

このように、笏本縫製は小さな工場ながらも、確かな技術と熱い想いを持ち続け、未来に向けて挑んでいます。皆さんも、彼らの製品を手に取って、その情熱を感じてみてはいかがでしょうか。今後の展開にも注目です。


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会社情報

会社名
株式会社笏本縫製
住所
岡山県津山市桑下1333-6
電話番号
0868-57-3577

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