九州メディア利用調査
2021-09-27 11:49:53

九州におけるメディア利用の実態調査結果を発表!テレビとYouTubeが主流に

九州のメディア利用実態の概要



2021年5月、電通九州は九州におけるメディア利用の実態を把握するために「九州メディア利用実態調査2021」を実施しました。この調査は福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、さらに東京都に居住する10歳から69歳の男女を対象に行われ、サンプル数は5000件に上りました。

調査結果のポイント



1. メディア接触の頻度
調査結果によると、毎日1時間以上接触しているメディアの中で、テレビが最も高い割合の80.7%を占めています。次にYouTubeが48.4%、LINEが40.4%、Instagramが27.4%という結果になりました。このことから、特にテレビとYouTubeが九州の人々にとって欠かせないメディアであることが分かります。

2. オンラインメディアの増加
2019年の調査結果と比較したところ、YouTubeやInstagramなどオンラインメディアに接触する割合が増加しています。特に年代別では、ヘビー層の増加が目立ち、全年代でYouTube、Instagram、TikTok、TVerのいずれも接触時間が伸びています。

3. 世代別のメディア接触傾向
テレビの接触時間は年齢が上がるにつれ長くなる傾向があり、60代では90.2%がヘビー層でした。一方YouTubeは、10代で75.8%、60代で29.7%と、世代間の差が非常に大きいことが特徴的です。また、東京と比較すると、九州ではテレビのヘビー層が6.6ポイント高いことも明らかになりました。

4. メディア利用の重複
テレビとYouTubeのいずれにも接触する人の割合は全体の36.1%と、互いに利用しているユーザーが多いです。特に、テレビだけに接触する人は44.6%にのぼりますが、YouTubeだけに接触する人は12.3%と少数派でした。

総括



この調査から、九州地域では依然としてテレビが主流のメディアである一方で、若年層を中心にYouTubeの接触も増加していることが確認されました。今後もメディアの多様性が進む中で、特に若者向けのコンテンツの増加や、オンラインメディアの進化が期待されます。電通九州は、これらのデータを基に今後のマーケティング戦略を描いていくでしょう。

さらに、調査結果の詳細については、電通九州のマーケティング・イノベーション部へお問い合わせください。

会社情報

会社名
株式会社 電通九州
住所
福岡県福岡市中央区赤坂1-16-10
電話番号
092-713-2555

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