国際交流とストリートアートで街を彩る!日本青年会議所近畿地区協議会が台湾で実施したGTS事業
公益社団法人日本青年会議所近畿地区協議会が主催するGTS(グローバルトレーニングスクール)事業が、2024年7月5日(金)~7月7日(日)に台湾の地にて実施されました。
東北地区協議会、九州地区協議会、近畿地区協議会内各ブロック協議会のJCメンバー総勢150名が、JCI台湾(大墩青年商會・中壢青年商會・桃園青年商會)の50名ほどのメンバーとともに、現地での国際交流を通して国際感覚や新たな価値観の醸成を目的とした事業となりました。
本事業では、現地台湾メディアでも大きく取り上げていただき、日本に対する期待と親日感がより醸成される機会となりました。
GTS事業とは?
GTS事業は、日本青年会議所近畿地区協議会が主催し、海外の発展途上国に行き、現地の方々とともに社会課題の解決に取り組むプログラムです。
「グローバル・コミュニケーション・プログラム」を前身とし、海外LOMや企業等の協力を得て、グローバルビジネスに関する課題に取り組むプログラムです。海外の発展途上国に行き、現地の方々と共に社会課題の解決に取り組むことで、多様な国際感覚を取り入れ、グローバル人財として成長することを目的とした研修事業です。
3日間のプログラム詳細
1日目:7月5日(金)
ホテルにて開会式を行い、日本メンバーと台湾メンバーがグループに分かれて自己紹介と現地のお土産交換を行いました。
現地講師による「世界から見た日本、そして日本から見た世界」の講義を受けました。
ナイトマーケットでの現地飯の食レポやミッションを通して、グループ内の結束力を高めました。
2日目:7月6日(土)
ストリートアートプロジェクトを通して、社会課題解決のための体験型学習を行いました。
日本のシンボルと台湾のシンボルを融合させたアート作品を制作し、「友好的な関係を作ることができた」というメッセージと「台湾の街を少しでも明るく活気づける」というメッセージを表現しました。
ストリートアートを通して、表現方法や発信方法について学び、実際にアート制作を体験しました。
夜にはホテルで懇親会を開催し、台湾JCメンバーと近畿地区協議会メンバーが伝統文化の出し物を通して、それぞれの文化を理解し合いました。
3日目:7月7日(日)
ストリートアートプロジェクトを実施した小学校にて解散式を行いました。
3日間を通して得た経験を基に、参加メンバーは今後の取り組みをパートナーに宣言しました。
国際的な視点を養い、パートナーとの継続的な関係構築を目指しました。
今回の事業を通して
今回の事業を通じて、日本と台湾の青年リーダーは互いの文化や価値観を深く理解し、地域社会への貢献意識を一層高めることができました。国境を越えた友好関係を築く重要な一歩となりました。
10月には台湾で世界会議が開催される予定です。世界中の青年会議所のメンバーが一堂に会し、グローバルな視点での課題解決や地域発展のためのディスカッションが行われます。今回の国際交流プログラムで築かれた絆を基盤に、さらなる協力と発展を目指します。
青年会議所とは
青年会議所(略称「JC」)は、1949年に「新日本の再建は青年の仕事である」という志を同じにする若者たちによって設立されました。「明るい豊かな社会の実現」という理念を掲げ、様々な活動・運動を行ってきました。
人種、国籍、性別、職業および宗教の別なく自由な意志で構成されており、「個人の修練」「社会への奉仕」「世界との友情」を基本とし、会員相互の啓発と交流をはかり、公共心を養いながら、地域との協働により社会の発展に貢献するために活動しています。
青年会議所におけるさまざまな実践トレーニングを経験したメンバーは、卒業後も地域のリーダーとして活躍するだけでなく、政財界へも多くの優秀な人材を輩出しています。
公益社団法人日本青年会議所近畿地区協議会は近畿圏内2府4県を活動地域としており、各地青年会議所が円滑に運営できるよう連絡調整機関としての機能を持ちつつ、近畿圏内に様々な運動を展開している組織となります。