口コミを書く瞬間
2025-06-26 14:04:56

口コミを書きたくなる瞬間とは?男女500人に聞いた意識調査の結果

最近の調査によると、商品やサービスの選択において重要な役割を果たす口コミ。しかし、実際に口コミを投稿する人たちは、どんなタイミングで書くことが多いのでしょうか。株式会社マイスタースタジオが全国の男女500人を対象に実施した「口コミを書きたくなる瞬間に関する意識調査」をもとに、口コミ投稿の心理とその背景を探りたいと思います。

調査概要


調査は2025年4月12日から14日の間にネットで実施され、500人の男女から有効回答が得られました。調査対象者の年代は幅広く、10代から60代以上までさまざまです。特に口コミを書く頻度とその目的が気になるところです。

口コミを書く頻度


調査結果によれば、口コミを書く頻度は「年に3回以下」が7割という結果でした。「年1~3回」と答えた人が42.4%、一方で「年に1回未満」という回答も31.0%にのぼることから、口コミを書く行為が日常的ではなく、特別な思いをもって行われていることがわかります。

口コミを書くことを避ける理由としては「時間がかかる」「自分の意見を公開することに抵抗がある」といった声が寄せられました。そのため、口コミを書こうとする場合には「面倒くささや恥ずかしさを乗り越える強い動機」が必須であると考えられます。

口コミを書く目的


口コミを書く動機として最も多いのは「参考情報を提供したい」というもので、33.4%がこれを選びました。この他にも「おすすめしたい」が28.8%、「特典をもらう」が17.6%と続きます。多くの人が他者への貢献を意識し、ポジティブな体験を通じてその情報を共有したいと考えています。

特に「参考情報を提供したい」という意見は、他のユーザーに役立ちたいという気持ちから来ており、過去に自分が口コミで助けられた経験が影響しているようです。また、良い商品や店を広めたいという思いも強いことが明らかになりました。

書きたくなる瞬間


口コミを書く瞬間として最も多く挙げられたのは「満足したとき」で、62.8%がそう答えました。逆に「不満を感じたとき」が33.8%で続くため、感情が大きく動いたときに口コミを書きたくなる傾向があることがわかります。

特に、期待を超える体験をした場合には「誰かに伝えたい」という強い願望が生まれるようです。一方で、期待外れの経験をした時には、同様に他者に注意を促すために口コミを投稿することが多いようです。

書き方への配慮


調査によると、口コミを書く際に特に気を付けていることは「正直に書く」という点が25.6%で1位になりました。そして少し差をつけて「伝わりやすく書く」が25.2%という結果です。多くの人が情報の正確さや可読性を重視しており、また受ける側への配慮も欠かさない様子が伺えます。

信頼性のある口コミを投稿したいという思いから、感情に任せたネガティブな表現や誇張を避けようとする意識が強いことが、逆に良質な情報の提供につながっているようです。

まとめ


今回の調査結果から、口コミは感情の大きな起伏が動機となるだけでなく、他者への配慮や社会的貢献の意識が背景にあることがわかりました。口コミの投稿が自身の感情を伝えるだけでなく、他人のためになるという意図で行われていることが確認できました。口コミはまた、現代における重要な情報の共有手段であり、人々が選択をする際の重要な指針として機能しているのです。


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