ベリタスの新技術
2022-02-24 11:00:19

ベリタスが発表、マルチクラウド向け新技術とNetBackup 10の全貌

ベリタスが描くマルチクラウドデータ管理の未来



ベリタステクノロジーズ合同会社(以下、ベリタス)は、データ管理の新時代を切り開く「Autonomous Data Management」(自律型データ管理)と、その基盤となるソフトウェア「NetBackup 10」を発表しました。企業が直面するデータ管理の課題を解決するために、最先端の技術が導入され、マルチクラウド環境でのデータの安全性と効率性が大幅に向上します。

自律型データ管理とは



「Autonomous Data Management」は、データ管理を自動化し、効率化するための先進的なソリューションです。この技術により、企業はデータの保護だけでなく、ランサムウェアなどのサイバー攻撃からも安全にデータを守ることが可能になります。公式イベント『Conquer Every Cloud 2022』において、ベリタスはこの新技術について詳細に発表しました。この技術の中心には、人工知能(AI)やハイパーオートメーションを活用した自己プロビジョニング、自己最適化、自己修復の機能があります。

CEOのグレッグ・ヒューズ氏は、「デジタルトランスフォーメーションの進展とクラウドサービスの普及は、企業に多くの利点をもたらしますが、同時に新たなサイバー脅威も生んでいます。私たちは、これらの問題を解決するための包括的な戦略を策定しました」と述べています。

クラウドスケールテクノロジーの導入



新たに発表された「ベリタス クラウドスケールテクノロジー」は、マルチクラウド環境における統合データ管理を実現するための基盤です。この技術により、AIを活用したマイクロサービスアーキテクチャが確立され、企業はさまざまなクラウドに跨るデータを一元的に管理することができるようになります。

特に、クラウドスケールテクノロジーを基にした新バージョン「NetBackup 10」では、業界初となるクラウド向けに特化した大規模データ管理ソリューションが提供され、コスト効率や安全性が大幅に強化されています。

NetBackup 10の特長



NetBackup 10の導入により、クラウドでのデータ管理コストを最大95%削減することが期待されます。また、業界をリードする重複排除サービスが強化され、企業はデータストレージのフットプリントを最小限に抑えることができます。

さらに、NetBackup 10はKubernetesディストリビューションを広くサポートし、プラットフォーム間でのデータ復元機能も強化されています。これによりユーザーは、任意のKubernetes環境にデータを復元することが可能になります。

効率化と自動化の向上



NetBackup 10は、データ保護の一元的なビューを提供し、ガバナンスやコンプライアンスの強化にも寄与します。また、新たに統合された「NetBackup IT Analytics」により、AIを活用したデータ保護の合理化が図られます。

ランサムウェアに対する対策



NetBackup 10は、バックアッププロセス中およびリストア前に自動でマルウェアスキャンを実施し、データを安全に復元する仕組みを搭載しています。AIによる異常検出機能も強化され、迅速で柔軟なデータ復元が実現されます。

ベリタスは、データ管理の自動化を通じて企業のデータワークフローの課題を解決すると同時に、ITスタッフがより戦略的な業務に集中できる環境を提供していく方針です。

まとめ



デジタル時代において、データの重要性は増す一方です。ベリタスの新たなテクノロジーと「NetBackup 10」は、企業がそのデータを安全に管理し、ビジネスの成長を加速させるための強力な道具となるでしょう。詳細はベリタスのイベントマイクロサイトでご確認ください。

会社情報

会社名
ベリタステクノロジーズ合同会社
住所
東京都港区赤坂1-11-44赤坂インターシティ 4階
電話番号

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。