デジタルアーキビストの職能に関する研究開始
株式会社誠勝(東京都新宿区、代表取締役社長:山本大視)が、新たな研究プロジェクトを始動しました。このプロジェクトでは、地域企業における人材育成のために必要なデジタルアーキビストの職能に焦点を当てています。
研究の背景と目的
誠勝は、企業家が自身の価値観や経営哲学を後継者に伝えるための『企業家史』を重要視しており、これを「価値観継承の教材」としています。今回の研究は、単に『企業家史』の制作にとどまらず、それらをビジネスの創出へとつなげるために、デジタルアーキビストの職能を整理・体系化することを目的としています。
多くの中小企業が後継者問題を抱え、この課題はますます深刻化しています。帝国データバンクによると、2023年の『後継者難倒産』は過去最も多く、経営者と後継者間のズレが問題視されています。この状況を受けて、誠勝はデジタルアーキビストの重要性が高まっていると認識し、その職能の詳細を探求する必要があると考えています。
研究の進行と期待される成果
研究成果は、1〜2年内にレポートとして公開する予定です。誠勝の取締役である寳德真大が、2024年9月14日に「地域産業研究会」で行った学術発表でも、デジタルアーカイブの可能性について語りました。発表では、改正博物館法施行後の学芸員制度についても言及し、デジタルアーカイブが新たなビジネスチャンスになる可能性を強調しました。
会社のミッションとビジョン
誠勝は「文化を継承するアメーバを創る」をミッションに掲げています。デジタルアーカイブの専門家たちが多数在籍し、地域に根ざした事業展開を行っています。設立以来、5,000社以上の企業にサービスを提供しており、IT技術を駆使して人々の生活を豊かにすることに貢献しています。
現在、企業が直面している後継者問題や人材育成に関する課題に、誠勝の取り組みがどのように影響を与えるのか、今後の研究結果が非常に注目されます。これにより、地域社会の発展や企業文化の継承に向けた一歩となることが期待されています。
会社概要
- - 社名:株式会社誠勝
- - 本社所在地:東京都新宿区余丁町7−1 発明学会ビル2階
- - 奈良支店:奈良県奈良市三条町475−1 松田ビル3階
- - 設立日:2012年10月12日
- - 代表者:代表取締役 山本大視
- - 事業内容:まちづくり人材育成事業、デジタルアーカイブ構築事業
- - 公式サイト:誠勝公式サイト
誠勝は、プライバシーマークの認証を取得しており、個人情報保護にも万全を期しています。