キャッシュレスの脅威
2025-08-08 15:51:26

最新キャッシュレスセキュリティレポートが示す不正利用の脅威と対策

2025年キャッシュレスセキュリティレポート概略



株式会社リンクと、かっこ株式会社が共同で発表した「キャッシュレスセキュリティレポート」が注目されています。本レポートは、2025年第1四半期におけるクレジットカード情報の流出やECサイトでの不正利用傾向を詳しく分析し、最新のリスクとそれに対する対策を提案しています。

不正利用の新たな実態



近年、特に注目すべき点はライブ配信における「投げ銭」という新たな不正利用の形態です。2024年には、クレジットカードを不正に使用した「投げ銭」コインの購入による被害が数千万円に達しました。このようなデジタル商材の即時性と匿名性は、ユーザーが被害に気づきにくい状況を作り出しています。そのため、本人認証やアカウントの監視体制の強化が急務となっています。

インフォスティーラーによる脅威拡大



さらに、個人情報を窃取するマルウェア「インフォスティーラー」が、2024年から急激に増加しています。このマルウェアは、SNSの広告や偽のCAPTCHAを介して個人のPCに侵入し、保存されたログイン情報やクレジットカード情報を狙います。特に証券口座への不正ログインにも使用されており、業界全体での多要素認証やマルウェア対策の強化が求められています。

ハイライト内容



1. カード情報流出事件の概況


  • - カード情報流出事件数や件数がどのように推移しているかを示します。特に、業種や商材別に流出状況を分析し、インフォスティーラーによる漏洩の増加が確認されています。

2. ECにおける不正利用の概要


  • - クレジットカードの不正利用被害額の変動や、ECサイトにおける不正利用の傾向をまとめています。特に、他人のクレジットカードを利用した「投げ銭」の購入事例が増えていることが報告されています。

3. 政策の動向


  • - 日本クレジットカード協会と協力して、フィッシングサイトの閉鎖に向けた取り組みが進行中です。

レポートのご案内



「キャッシュレスセキュリティレポート」は、EC業界で不正利用に関する情報を収集している企業にとって有益な資料です。カード情報漏洩の実態がどのようなものかを把握し、自社がどれほどの被害を受けているのかを考えるきっかけになるでしょう。

本レポートは、特に不正手口に関する最新情報を提供しており、今後の対策を練るための参考材料となることでしょう。詳細なデータは、以下のリンクからダウンロードできます。

キャッシュレスセキュリティレポート(2025年1-3月版)ダウンロード

このレポートを通じて、企業は自身のセキュリティ対策を見直し、業界全体での不正利用撲滅に貢献できることを期待しています。


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会社情報

会社名
株式会社リンク
住所
東京都港区北青山2-14-4アーガイル青山 14階
電話番号
03-5785-2255

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