株式会社TTS、Shippio Cargo導入で貿易業務を効率化
背景と導入の経緯
株式会社TTSは、カセットコンロやガスボンベを中心に製造・販売を行う企業です。このたび、国際物流のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する株式会社Shippioが提供する貿易業務管理SaaS「Shippio Cargo」をTTSが導入しました。
この決定は、貿易管理業務の効率化を目的としています。
TTSのSCM(サプライチェーンマネジメント)部は、物流の管理だけでなく、顧客対応も担当しており、過去には経験者がその業務を担っていました。しかし、経験豊富なスタッフの退職により、新規のメンバーがその役割を引き受けることになりました。その結果、貿易に関する知識がない状態での業務の複雑さが増したため、非効率な業務が増え、残業時間が増加するという問題が発生しました。
この困難な状況の中、TTSはShippioのシステムを導入することに決定しました。
導入の契機となったのは、TTSの取引先である株式会社東海での成功事例があったためです。複数のシステムを比較した結果、Shippio Cargoの「誰が何をすべきかを見える化する管理機能」が大きな魅力となり、チャット利用による履歴の保存により業務の効率化が期待されました。
Shippio Cargoの効果
Shippio Cargo導入後、
社内外の導入がスムーズに進行しました。簡単な操作説明を行っただけで、現場の営業担当からは「外出先でもスマホで業務が確認できるのが便利」といった声が寄せられました。取引先の通関業者や倉庫業者からも「メールのやり取りが減り、助かる」というフィードバックがありました。最も顕著な効果は業務工数の削減です。
従来はExcelでのスケジュール管理を行っており、外出先で情報を確認するのが難しいという課題がありました。一方、Shippio Cargoを導入したことで、関係者全員がリアルタイムで同じ情報にアクセスできるようになりました。これにより、電話やメールでの対応も大幅に減少しました。また、紙の書類管理もデジタル化され、ペーパーレス、及び管理工数削減に成功しています。
TTSの見解と今後の展望
TTS SCM部では、「Shippio Cargo」を導入したことで大幅に業務が効率化され、気持ちに余裕ができたとコメントしています。
以前は繁忙期には残業が常態化していましたが、定時で帰ることができるようになりました。今後は更に部署間の連携を強化し、機能利用の促進を図ることで、生産性を向上させていく予定です。
Shippio Cargoの導入を通じて、貿易業務のデジタル化に成功したTTSの事例は、他の企業にも良い参考になるでしょう。貿易知識がなくても、適切なシステムを利用することで業務のストレスを大きく軽減できることを証明した形です。
これからも国際物流の分野でのDXは続くでしょう。
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Shippioについて
Shippioは「国際物流を、アドバンストに」をビジョンに掲げ、国際物流のデジタルトランスフォーメーションを推進する企業です。Shippio Cargoをはじめとしたプラットフォームを通じて、顧客企業の業務プロセスの構築とオペレーションの最適化を実現しています。また、各種国際物流業務において、各関係者との情報の共有と管理が一元化されており、顧客の業務が圧倒的に効率化されることに寄与しています。