高血圧対策を楽しく学ぶ『血圧チャレンジスタンプラリー』
2025年3月20日、イオンモール幕張新都心で開催された『血圧チャレンジスタンプラリー』は、株式会社CureAppが主催し、帝人ファーマおよび帝人ヘルスケアと共同で行った体験型啓発イベントです。高血圧治療における生活習慣の改善や正しい知識の大切さを広めることを目的に、約400名を超える参加者を迎えました。
イベントの内容
イベントは、スタンプラリー形式で構成されており、参加者は正しい血圧測定や塩分チェックに挑戦しました。また、専門医によるトークショーもあり、多くの参加者が関心を寄せました。
1. 正しい血圧測定の重要性
多くの参加者が意外にも、正確な血圧測定方法を知らないことがわかりました。イベントでは、血圧測定のタイミングや姿勢についてのレクチャーが行われ、参加者は自ら測定を実施しました。高血圧についての基本的な理解を深め、生活習慣の見直しを促進する機会となりました。
2. 食塩摂取量の見直し
デモブースでは、高血圧治療補助アプリの体験が行われ、参加者は普段の食生活に関する質問に答えると、自分の食塩摂取量を評価されました。この活動を通じて、「やっぱり摂取し過ぎていると思った」といった声が聞かれ、食事や生活習慣全般を見直す意見が多数寄せられました。
3. 血圧チャレンジクイズ
参加者は血圧測定や塩分チェックを体験した後、血圧チャレンジクイズにも挑戦しました。問題は「どっちの料理の塩分が多い?」という内容で、真剣に答える姿が印象的でした。正解者には、減塩に役立つ醤油がプレゼントされ、楽しみながら学ぶといった形が実現しました。
4. 専門医によるトークショー
福岡大学医学部の有馬久富教授によるトークショーでは、最近の高血圧治療の現状や、生活習慣の重要性について講演がありました。「生活習慣の修正は一人では続けられないことが多い。このようなイベントを通じて、情報を得ることが大切です。」と語り、デジタル技術を利用した新たな治療法についても紹介されました。
5. CureApp HT 高血圧治療補助アプリ
CureAppの新しい治療アプリは、医師が処方し、患者が自己管理できるよう設計されています。生活習慣の改善を支援し、医師との情報共有がスムーズに行えるのが特徴です。このアプリは、全国数千の医療機関で利用され、多くの患者に高血圧治療の新しい選択肢を提供しています。
参加者の反響
イベントに参加した方々からは、「薬だけでなく、生活習慣を見直す必要性を再認識した」といった感想が寄せられ、非常に有意義な時間だったとの声が多く聞かれました。高血圧の治療は、医師の指導だけでなく、日常生活の理解や改善も必要不可欠であることを多くの人が実感したようです。これからもこうしたイベントを通じて健康意識が高まることを期待しています。