科学でひもとく海の恵み!新潟県佐渡のブルーカーボンイベント
海洋研究と保全に取り組む一般社団法人タラ オセアン ジャパンは、2025年6月28日(土)に新潟県佐渡にて「科学でひもとく!ブルーカーボン生態系のチカラ」という海洋教育イベントを開催します。
このイベントは、「Tara JAMBIO ブルーカーボンプロジェクト」の一環として行われます。ブルーカーボンとは、海藻や海草などの海洋植生が二酸化炭素を吸収し、海洋環境を守る生態系のことです。このプロジェクトの目的は、これらの生態系の重要性を理解し、広めることです。
これまでタラ オセアンは、全国各地で調査を進めると同時に、一般の方々への啓発イベントも実施してきました。佐渡では今回が2回目のイベント開催となり、2022年には前プロジェクトである「Tara JAMBIO マイクロプラスチック共同調査」の一環として実施しました。その際、参加者からは「新たな気づきがあった」という声が多数寄せられ、大変好評でした。
イベントの内容
今回の「科学でひもとく!ブルーカーボン生態系のチカラ」では、参加者がブルーカーボン生態系について楽しく学べるプログラムを用意しています。具体的には、セミナーやビーチクリーン、観察・実験などのアクティビティを通じて、海の仕組みやその役割について学びます。対象は小学3年生以上で、もちろん大人の参加も大歓迎です。
イベント概要
- - 日時: 2025年6月28日 (土) 09:30〜12:00(受付開始 09:20)
- - 場所: 新潟大学佐渡自然共生科学センター(新潟県佐渡市達者87)
- - 定員: 約20名
- - 参加費: 無料
- - 申し込み: 下記のGoogleフォームから申し込み可能です。
申込フォームはこちら
※締切は2025年6月25日(水)、定員に達し次第締切となります。
外部環境の変化が続く中で、ブルーカーボン生態系の理解と保護は非常に重要です。このイベントに参加することで、子どもから大人まで海とのふれあいを楽しみながら、地域の自然や未来の地球について考える機会になるでしょう。
タラ オセアン ジャパンについて
タラ オセアン ジャパンは、2003年に設立されたフランスの公益財団法人タラ オセアンの日本支部です。地球温暖化や環境問題に対する研究を進めるために、科学探査船「タラ号」を活用し、海洋の保全活動や啓発プロジェクトを行っています。2020年から2023年にかけては、全国の沿岸でマイクロプラスチックの調査を実施し、日本独自の環境保全活動を展開しています。
ブルーカーボンプロジェクトを通じて、私たちは海の恵みを理解し、次世代へとその重要性を伝えていく活動を行っていきます。興味を持たれた方は、ぜひこの機会に参加してみてください。海の未来を共に考えましょう!