やさしい日本語の新展開
2025-10-06 11:49:40

生成AIが生み出す「やさしい日本語」の可能性と発表内容

生成AIが生み出す「やさしい日本語」の可能性と発表内容



2025年10月に開催される「一般社団法人 日本LD学会 第34回大会」において、NPO法人eboardと早稲田大学の髙橋麻衣子先生が共同で行うポスター発表に注目が集まっています。発表のテーマは「生成AIを活用した『やさしい日本語』表現と成人の読みにくさの関係」です。この研究は、生成AIを用いて簡単に理解できる日本語を作り出すことを可能にし、それが成人の読解能力にどう影響を与えるのかを探るものです。

生成AIと「やさしい日本語」の関係性



「やさしい日本語」とは、難解な語句の言い換えや文の短縮によって、言語に不安を抱く人々でも理解しやすい日本語を提供するための表現方法です。本研究では、料理やスポーツに関する通常の日本語の文章と、生成AIを用いて「やさしい日本語」に変換した文章を準備し、読解に困難がない成人100名を対象に調査を行いました。

この調査は、対象者に対して「どんな印象を持ったのか」や「内容の理解度はどれほどだったのか」を確認することで、生成AIによる表現の効果を実証することを目指しています。これにより、学習障害や言語の壁を抱える子どもたちを支援する実用的な技術開発へとつなげる狙いがあります。

発表詳細と展示内容



ポスター発表は、2025年10月18日(土)15:00〜15:30に行われ、発表者は髙橋麻衣子氏(早稲田大学)、中村孝一氏、村山大樹氏、津田憲吾氏(NPO法人eboard)となっています。また、発表は会期中常時展示され、発表者が参加する予定もありますので、興味のある方はぜひ足を運んでみてください。

さらに、学会期間中にeboardの生成AIを活用した「やさしい日本語」化ツールやICT教材も展示される予定です。このツールは、学校からの通知や教科書などの文書を自動で「やさしい日本語」に変換し、変換作業にかかる負担を軽減します。実際に使用されたデモや質問を受ける機会も設けられています。

NPO法人eboardの活動と社会的使命



NPO法人eboardは、「学びをあきらめない社会の実現」を目指しています。経済的な障害や学びに関する困難を抱える子どもたちに、インターネットを通じて学習機会を提供するための様々な取り組みを行っています。約2,000本の映像授業と約10,000問のデジタルドリルを組み合わせたICT教材eboardは、公立学校や非営利団体に無償で提供されており、すでに全国の教育現場で広く利用されています。

日本LD学会の場で発表されるこの研究とeboardの活動は、今後の教育支援の新たな可能性を切り開くものと期待されています。これからの展開に注目が集まります。


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会社情報

会社名
NPO法人eboard
住所
兵庫県西宮市羽衣町7-30 夙川グリーンタウン3F
電話番号
050-3201-1205

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