松山市の新しい拠点「だんだんPARK」がグッドデザイン賞を受賞！

松山市の新たなランドマーク「だんだんPARK」とは？

愛媛県松山市空港通に位置する「だんだんPARK」が、10月16日に発表された2024年度グッドデザイン賞を受賞しました。この素晴らしい施設は、ネッツトヨタ愛媛株式会社が手掛け、株式会社矢野青山建築設計事務所が設計しました。

施設の特徴

「だんだんPARK」は、ただの車の展示場ではなく、地域コミュニティの中心ともいえる複合施設としての魅力を持っています。3階建てという大規模な設計で、屋内キッズスペースやカフェ、コワーキングスペース、無料で利用できるホールなど、様々な用途に対応しています。このため、地域住民が日常的に利用できる施設として人気を集めています。

屋上テラスの重要性

特に注目すべきは、屋上テラスが設けられている点です。このテラスは、立体的に配置された各施設のボリュームを繋ぐ役割を果たしており、公園のように機能しています。この設計によって、来訪者は一つの空間にいるかのように感じられ、全体が有機的に結びついています。

地域とのつながり

「だんだんPARK」は、モビリティ社会の変革を見据えた施設で、ただの自動車販売店に留まらず、愛媛の人々を繋ぎ、地域の可能性を広げることを目標にしています。このような視点から、地元の暮らしをより良いものにしようとする取り組みが評価されました。

審査員の評価

審査員からは、「車のショールームでありながら、地域住民にとっての日常的な集いの場として機能する点が素晴らしい」とのコメントが寄せられました。また、デザインの美しさだけでなく、利用者の利便性が計算され尽くした設計であることも高く評価されています。

「だんだんPARK」での活動

2階には「だんだんホール」があり、多目的に活用されています。例えば、地域のイベントやワークショップが開催され、様々な人々が集うきっかけとなっています。さらに、1階にはカフェ「クワっとエスプレッソ」があり、ゆったりとした空間でリラックスしながら、地域の交流が図られています。

子ども達と共に育てたどんぐりを地域に植樹する活動もあり、地域の生態保全にも貢献しています。