サイボウズ、進化するカスタマーサポート
サイボウズ株式会社は最近、フィリピン・マニラに「グローバルカスタマーセンター マニラ拠点」を新設したことを発表しました。この拠点は、2025年3月17日に業務を開始し、アジアおよびオセアニア地域のkintoneユーザーを対象にしたカスタマーサポートを提供します。この取り組みは、同社の国際的なビジネスを拡大し、顧客満足度をさらに向上させるための重要なステップです。
背景と目的
サイボウズは、東京に本社を置き、国内外に6つのカスタマーセンターを有しており、これらの拠点でお客様へ迅速かつ丁寧なサポートを行っています。ロサンゼルスに次いで海外では第二のカスタマーセンターとなるマニラ拠点は、国際的な顧客に対してより効果的なサポートを提供するために設立されました。特にフィリピンは多くの企業がグローバル拠点を設けており、そこに高い英語力とカスタマーサービススキルを持つ人材が豊富にいるため、サイボウズには理想的な立地です。
マニラ拠点の概要
新たなマニラ拠点では、業務委託先のTMJP BPO Services, Inc.と連携し、主に英語でメール対応を行います。この提携により、アジア・パシフィック地域のkintoneユーザーに対して、サイボウズが誇る高い対応品質を維持しつつ、個別のニーズに応じた柔軟なサポートが可能となります。
特に、マニラのカスタマーセンターは、ホスピタリティの観点からも評価されており、きめ細やかな対応を心がけています。お客様が求める情報を迅速に提供し、具体的な解決策を見出すための「コンシェルジュ」のようなサポートを目指しています。
将来的な展開
今後、サイボウズはマニラ拠点の規模を拡大し、顧客ニーズに合わせた新たなサービスを導入する計画です。具体的には、チャット対応やWebコミュニティの設立などを通じて、24時間365日対応可能な体制を築いていきます。これにより、多様な顧客の要望に応えるとともに、さらなる顧客満足の向上を図る方針です。
業務開始にあたり、マニラ拠点の所在地はA.T. Yuchengco Centreで、Ninoy Aquino International Airportから車で約30分の位置にあります。主要な業務内容としては、APAC地域のkintoneユーザーへのカスタマーサポートがあり、対応時間は平日9:00〜17:00(日本時間)となります。
サイボウズは、国内外の拠点を通じてお客様に最高のサービスを提供することに専念しています。マニラ拠点の設立は、その取り組みをさらに強化する重要な要素となるでしょう。