日本の資本市場
2025-03-25 15:55:15
日本の資本市場を世界にアピール!野村證券の新たな挑戦
日本の資本市場を世界に発信
野村證券株式会社が新たに実施するグローバルマーケティングツアー「Japan’s Transformation」。本ツアーは、日本の資本市場の発展を目指し、国内外の投資家に向けて日本経済や企業の革新をアピールすることが目的です。この取り組みでは、世界中の投資家を引き寄せることを目指します。
ワールドワイドなアプローチ
当ツアーは、2024年3月31日から4月25日までの約4週間にわたるもので、過去最大の規模を誇ります。約20名のリサーチャーが日本、欧米、アジア、中東の約25都市を訪問し、日本国内や海外の機関投資家とのミーティングやセミナーを実施します。具体的には、政府系ファンドや年金基金、グローバルファンドなどとの接点を持ち、投資の機会を広げる狙いがあります。
戦略の進化
野村證券は、1980年代初頭から海外の機関投資家への情報提供を行い続けてきました。コロナパンデミックが終息に向かう中で、2022年3月には「Revisit Japan」をテーマにした対面型のマーケティングツアーを行い、日本の資本市場の価値を再認識してもらう試みを実施しました。
その後も「Revisit Japan」に基づいたリサーチマーケティングを続けてきましたが、最近の日本経済や企業の変革は目覚ましく、2024年には日経平均株価が34年ぶりに最高値を更新する見通しです。こうした背景から、「Japan’s Transformation」をテーマにして新たなツアーを計画しました。
5つのテーマでのアプローチ
本ツアーでは、以下の5つのテーマを中心に、日本の経済や企業に対する見方の変化を伝えます。
1. 価格と賃金:デフレからインフレへの転換が進行中。
2. 労働市場:流動性の改善に向けた新たな流れ。
3. 国内株主の議決権行使:受動的から能動的な関与へ。
4. 企業のバランスシート:効率的な経営の重要性が増加。
5. 家計の資産嗜好:安全性から収益性を重視する時代に。
これらのテーマを掘り下げることで、日本の経済や企業がいかに変化しているのかを正しく理解してもらうことを目指します。
今後の展望
野村證券は、このような取り組みを通じて日本の資本市場のさらなる発展に貢献し続ける考えです。訪問先都市には、ロンドン、パリ、ニューヨークなどの著名な都市が含まれ、国内では東京、大阪、名古屋などが予定されています。投資家が求める情報をしっかりと提供し、信頼を築くことで、日本経済の未来に寄与していくことでしょう。これからの「Japan’s Transformation」に注目です。
会社情報
- 会社名
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野村ホールディングス
- 住所
- 電話番号
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