業務効率化を実現するノーコードアプリ開発
ノーコードアプリケーションは、業務の現場でどのように活用されているのでしょうか。最近の事例として、江東微生物研究所が導入したアプリ作成ツール「Platio」が挙げられます。このツールは、業務の負担を軽減するために開発され、わずか3週間という短期間でアプリケーションを完成させることに成功しました。
江東微生物研究所は、検体検査と環境衛生検査を主な業務とした企業で、業界のパイオニアとして長い歴史を誇ります。同社では、業務で使用するデバイスをスマートフォンに変更し、それに伴って「Platio」を導入することになりました。現在は、アルコールチェックと衛生調査業務のために、Platioで作成した2つのアプリを使用しています。
業務効率化のポイント
今回の導入のポイントは、次の3つです。
1.
専門職の採用と働き方改革:
スマートフォンとPlatioを活用することで、専門職の人財確保が容易になり、働き方の改革も進むでしょう。ノーコードツールを使用することで、社員がより効率的に業務を行える環境を整えました。
2.
スピード作成の実現:
Platioの豊富なテンプレートを利用することで、業務アプリを素早く開発することができます。これにより、業務の変化に柔軟に対応できる体制が整います。
3.
信頼のおけるサポート:
導入に際してパナソニックインフォメーションシステムズ(パナソニックIS)の的確なサポートがあったため、スムーズにPlatioを活用することができました。
現場管理の課題
江東微生物研究所が直面していた現場管理の課題は、以下の通りです。
- - ITを用いて効率化したい業務が多岐に渡っており、開発が追いつかない。
- - 記録業務のフローが煩雑で多くの時間を要する。
- - 専門知識を持つ調査員が事務作業に追われ、業務に影響が出ている。
これらの課題に対し、Platioを導入することで解決策を見出しました。
解決策としてのPlatio
Platioでは、簡単なカスタマイズによって豊富なテンプレートを活用し、専門的な知識が無くてもアプリを作成できるため、社内の人員で業務に即したアプリを開発できるようになりました。また、記録業務はアプリに入力するだけで済み、業務のフローが大幅に簡略化され、現場情報の管理も容易に行えるようになりました。これによって、事務作業の軽減が実現されています。
当社のHPには、導入事例の詳細や写真も掲載されていますので、ぜひご覧ください。
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パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社の概要
パナソニックインフォメーションシステムズは、製造業を始め広範囲な分野のお客様に対し、高付加価値のシステムとサービスを提供するIT企業です。パナソニックグループのIT中核会社として、グローバルな事業展開を支援し、さまざまな業務システムを通じてその多様性を活かしています。
このように「Platio」を導入することで、業務効率化を実現した江東微生物研究所の成功事例は、他の企業にとっても一つのモデルケースになるでしょう。ノーコードアプリの利活用が進む中、必要なサポート体制を整えることでさらに多くの企業が業務改革を遂げられることを期待しています。