還元野菜プロジェクト
2015-07-09 11:00:05
南国市で始まった電解水素水を活用した還元野菜プロジェクトの全貌
南国市の電解水素水を活用した新たな農業の試み
高知県南国市で、新たな農業プロジェクトが始動しました。その名も「電解水素水を活用した還元野菜プロジェクト」です。このプロジェクトは、JA南国市や高知大学、日本トリムなどの5機関が協力し、南国市の農業振興の一環として展開されています。
プロジェクトの背景と目的
南国市は、地域の振興と農業の発展を促進するために、このプロジェクトを立ち上げました。南国市及びJA南国市が中心となり、平成23年から始まった試験栽培や共同研究の成果を活かしながら、電解水素水の特性を利用し、農産物の生産性や機能性を向上させることを目的としています。
このプロジェクトの発表には、南国市長の橋詰壽人氏や高知県知事の尾崎正直氏、JA南国市の髙田幸一氏、高知大学の脇口宏氏、そして日本トリムの森澤紳勝氏が登壇し、統合的な農業の未来について熱い思いを語りました。
電解水素水の農業への応用
このプロジェクトでは、水を電気分解することによって生成される電解水素水が農業用水として使用されます。この水は抗酸化性を持ち、野菜の栄養成分を増やし、収穫量を向上させることが期待されています。具体的には、電解水素水を用いることで、野菜が持つ抗酸化成分が増加し、健康的な作物が生まれる可能性があります。これにより、より高品質な国産野菜の供給が可能となります。
プロジェクトの期待と展望
高度な生産技術を取り入れることで、南国市の農業振興を図りたいと考えています。尾崎知事は、「このプロジェクトが成功することで、高知県の農業がさらに発展し、日本全体、さらには世界の農業にも貢献できる」と述べ、期待を寄せました。
さらに、橋詰市長は、「南国市がこのプロジェクトを通じて、全国のモデルケースとして農業振興をリードしたい」と話し、産学官の連携による農業の発展を確信しています。
還元野菜ブランドの確立
日本トリムはこのプロジェクトの一環として、「還元野菜」という新しいブランドを展開します。このブランドでは、電解水素水を使用して育てた安全安心な高品質な野菜を提供し、新しい農業モデルを確立することを目指しています。今後、南国スタイルと高知大学と共にモニタリングやデータ収集を行い、具体的な成果を見出していく予定です。
まとめ
南国市で始まった電解水素水を活用した還元野菜プロジェクトは、地域の農業の振興と高品質な農産物の供給に寄与することが期待されています。多くの関係者が一丸となって成功を目指すこの取り組みは、地域の農業を変革する新しい試みとして、注目されています。今後の進展に期待が寄せられます。
会社情報
- 会社名
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株式会社日本トリム
- 住所
- 大阪府大阪市北区梅田二丁目2番22号ハービスENTオフィスタワー22F
- 電話番号
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06-6456-4600