freee人事労務が新機能「人事レポート機能」を開始し分析業務を効率化

freee人事労務、実用的な人事レポート機能を提供開始

フリー株式会社は東京都品川区に本社を置き、「スモールビジネスを、世界の主役に。」というミッションのもと、様々なクラウドサービスを展開しています。そして新たに「人事レポート機能」を発表しました。この機能は、企業の人事データを整理し可視化し、経営者をはじめとした関係者が必要な情報に迅速にアクセスできるようにすることを目的としています。

組織情報を一元管理

この「人事レポート機能」は、freee人事労務に登録された組織の基本情報を基に、入退社の履歴や女性管理職の比率といったリポートを提供します。企業が成長する過程で、生じるさまざまな人事データをきちんと管理・分析することが求められますが、煩雑な作業は時間や人的リソースを圧迫します。そこで、この新機能が登場し、データ集計を自動化することで作業を大幅に効率化します。

分析業務の効率化

新機能によって、従業員の入退社に伴うデータの更新が容易に行えるようになり、例えば、毎月の残業時間や残業手当の状況、36協定の遵守状況をトラッキングできるようになります。このように分析が進むことで組織の健全性を保ちやすくなります。さらに、月ごとに自由に分析期間を設定し、性別や部門、役職、雇用形態による詳細分析が可能で、より戦略的な人材育成や人事計画が期待できます。

提供されるデータ

「人事レポート機能」では、いくつかの主要なデータが可視化されます。具体的には、以下の点に焦点を当てます。

- 組織情報レポート: 従業員数、平均年齢、平均勤続年数、入社・退社人数、離職率などの基本情報を集計。
- 人的資本レポート: 女性管理職比率、男女間の賃金差、大人育児休業の取得率等を可視化し、法的要件に基づく情報提供を行います。これにより、「くるみん」や「えるぼし」といった認定に必要なデータも簡単に生成できます。