播磨灘は、古来から日本の物流の重要な拠点として栄えてきました。昭和初期まで、鉄道や自動車が内陸物流の主流となる前は、木造船がこの地域でも活躍していました。第6回城郭市民セミナーでは、そうした木造船の中でも特に「和船」に焦点を当て、播磨灘を行き交った船について掘り下げた内容が行われます。
開催概要
本セミナーは、令和6年11月16日(土曜日)の午後1時30分から午後3時まで、姫路市にある日本城郭研究センターの2階大会議室で開催されます。定員は180名となっており、応募が多数寄せられた場合には抽選が行われます。
講師紹介
講師は、神戸大学海事博物館特別専門員であり、株式会社船舶研究所の相談役を務める溝下和裕氏です。溝下氏は、木造船や和船の歴史について深い知識を持つ専門家であり、彼の見識を通じて多くのことを学ぶ大変貴重な機会です。
セミナーの内容
この講演では、木造船の中でも特に「和船」の発展について解説される予定です。「和船」は、日本の海運において特異な進化を遂げた船で、播磨灘には北前船や弁才船など多くの種類の和船が就航しました。これらの船の役割、特徴、構造、さらには船員たちの生活についても詳しく紹介されます。また、播磨灘に寄港した歴史的な背景や、豆知識なども豊富に交えられた内容になると思われます。
参加申し込み方法
参加を希望される方は、事前申込が必要です。申し込み方法は、往復ハガキまたはインターネットからとなります。
1.
往復ハガキ: 1通につき1人まで受け付け。郵便番号、住所、氏名(ふりかな)、電話番号を明記し、返信ハガキに返送先の宛名を記入の上、指定先に郵送してください。締切は10月21日(月曜日)必着です。なお、10月1日以降は切手の料金に改訂がありますので、確認が必要です。
2.
インターネット申込(電子申請): 城郭研究室のホームページの「イベント」内のリンクから、9月15日(日曜日)から10月21日(月曜日)の午後5時まで申し込みが可能です。
申し込み先
興味のある方は、以下の地址にお申し込みください。
〒670-0012
姫路市本町68-258
城郭研究室「和船」係
電話: 079-289-4877
今後の日本の海運や地域文化を学ぶ良いチャンスですので、ぜひご参加ください。