株式会社RECOREが福田省吾氏を迎えた理由
大阪府吹田市に本社を置く株式会社RECOREは、リテールとリユースの融合を進めるために、アパレルEC運用のエキスパートである福田省吾氏をリテール部門の責任者として迎えることを発表しました。この決定は、リユース市場が今後の小売業において不可欠な要素になっていくという認識からです。福田氏の参画により、RECOREはより幅広い小売業界への展開を視野に入れています。
福田省吾氏のプロフィール
福田省吾氏は、大学卒業後に商社の繊維部門で営業を経験。その後、アパレル企業に所属し、販売職を経てEC事業部でZOZOTOWNの運用・マネジメントを担当しました。さらに、DtoCブランドの立ち上げやフリーランスのECコンサルタントとしても活動しており、約10年間に渡ってアパレルECの最前線で活躍してきました。
参画の背景
福田氏は、前職でリユース事業のプロジェクトを推進する中で、ファッションリユースに対する強い興味を抱いていました。彼は「リユースビジネスは今後の社会で重要な役割を果たす」との考えのもと、RECOREのビジョンに共感し参画を決めました。彼が以前関わっていた新品小売の業務では、必要なシステムやツールが多岐にわたり、複数を組み合わせて運用せざるを得ませんでした。そこでRECOREのオールインワンのシステムに魅力を感じ、自身の経験を活かして独自のシステムを構築できると確信したのです。
今後の展望
RECOREは、福田氏のリーダーシップのもと、リユース向けに提供してきたシステムやコンサルティングサービスを、リテール市場にも拡大する計画です。すでに高級レザーブランド「yuhaku」への導入が始まり、小売業での活用が進行中です。福田氏は、リテール企業に沿ったプロダクト開発と事業支援を行い、「新品か中古かを超えて、人とモノの最適な出会いを生み出す」というRECOREのビジョンを実現していく方針です。
RECOREについて
RECOREは、小売・リユース業界を専門とするクラウド型の基幹システムを提供しており、包括的な機能を搭載しています。POSや在庫管理を越え、オムニチャネル運営を支える設計になっています。
主な機能
- - 販売管理:タブレットUIによる柔軟な販売環境の提供。
- - 在庫管理:リアルタイムで在庫を統合管理し、機会ロスを防止。
- - 顧客管理:ECと店舗をまたがる顧客体験を実現。
- - EC・モール連携:主要なECモールとスムーズに接続。
さらに高い拡張性を持ち、外部のツールとの連携も容易です。この柔軟性により、多様な業態や規模に対応したシステム環境を構築可能です。現在、様々な業種での導入が増えており、導入企業は在庫回転率や業務オペレーションの効率化を実現しつつあります。RECOREは、次世代の小売インフラとして各社から注目されています。
会社概要
- - 会社名:株式会社RECORE
- - 所在地:大阪府吹田市豊津町9-22 大同門ビル7F
- - 設立:2016年10月
- - 代表取締役:佐藤秀平
RECOREは、小売とリユースの新しい形を提供し続け、業界の発展に寄与していくことでしょう。是非ご注目ください。