SCSKのDevCond.AI
2026-05-29 12:25:58

SCSKがAI駆動型開発基盤「DevCond.AI」を発表し生産性向上を目指す

SCSKが新たに導入したAI駆動型開発基盤「DevCond.AI」



SCSK株式会社が発表した「DevCond.AI」は、システム開発と保守業務における生成AIの活用を目的とした革新的な開発基盤です。東京都江東区に本社を置く同社は、2024年10月にこのAI駆動型プラットフォームの概念実証を開始し、これまでのノウハウを集約したシステムを構築してきました。2026年4月からは、顧客向けの案件に本基盤を適用し、システム開発の生産性向上と品質改善を図ります。

1. 導入の背景



昨今、生成AIはシステム開発の様々な段階で活用されており、設計書やテストケースの作成、既存システムの仕様把握などでその可能性を見出しています。しかし、従来のツールを使用する場合、ノウハウや成果物がプロジェクト毎に分散してしまい、品質管理やセキュリティの面で課題が発生しています。SCSKはその解決策として、AIを活用した共通基盤の必要性を認識し、「DevCond.AI」を開発しました。

2. DevCond.AIの特長



「DevCond.AI」は、単なる生成AIツールではなく、システム開発のライフサイクルを包括的に支える基盤です。このプラットフォームは、要件定義やテスト、保守といった各工程において、成果物の作成を支援し、レビューや可視化を実現します。これによって、開発現場の属人的なノウハウを共有し、品質の向上に寄与することが期待されます。特に、生成された成果物や実行履歴をデジタルデータとして蓄積する機能は、次回のプロジェクトにおいて効率的な再利用を可能にします。

さらにDevCond.AIは、SCSK独自の開発標準や顧客特性に応じて、必要な機能をカスタマイズして使用できる点が魅力です。コード生成やテスト自動化など、他のツールとの組み合わせにも対応しています。

3. 既存システムの可視化と再利用



多くの企業が抱える課題として、既存システムのブラックボックス化や技術の老朽化があります。これに対し、SCSKはDevCond.AIを用いたソースコードからの仕様書生成機能や情報の精査機能を通じて、デジタルな運用保守に移行する支援をしています。具体的には、コードからのリバースエンジニアリングやインシデント情報からのFAQ生成など、多様なアプローチで属人化を解消し、より効率的なシステム管理を実現します。

4. 今後の展望



SCSKは現在、社内プロジェクトでの実施に加えて、20件のPoC(概念実証)を実施中です。今後は、AIエージェントの開発機能を追加し、AIによる素早い反応が可能なインタフェースを構築する予定です。また、技術戦略である「技術ビジョン2030」を掲げ、AIネイティブ開発の推進に邁進します。このビジョンでは、生成AIの最大活用を通じた生産性向上や、高品質なITサービスの迅速な提供を目指しています。

まとめ



SCSKの「DevCond.AI」は、今後のIT業界における開発と保守の新たな基盤となることが期待されており、AI技術を駆使した高効率なシステム構築が可能となります。これからの展開に大いに注目が集まるでしょう。


画像1

画像2

画像3

画像4

会社情報

会社名
SCSK株式会社
住所
東京都江東区豊洲3-2-20豊洲フロント
電話番号
03-5166-2500

関連リンク

サードペディア百科事典: 東京都 江東区 SCSK AI開発基盤 DevCond.AI

Wiki3: 東京都 江東区 SCSK AI開発基盤 DevCond.AI

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。