いけず文化体験
2024-12-04 10:35:57

京都の「いけず文化」を体験!ユニークな京町家イベント開催決定

京都の伝統文化の一つである「いけず」は、相手を傷つけずに遠回しに意見を伝えるコミュニケーションのスタイルとして根付いてきました。この度、いけず体験イベント「この先いけずな京町家」が1月25日と26日に京都市で開催されることが決定しました。このイベントでは、実際の京町家を舞台に、参加者が「いけず」を体験しながら、京都人との会話を通してその文化を学ぶことができます。

最初に参加者は、4代目女将・大西里枝氏が演じる「いけず女将」の待つ京町家を訪れます。この女将は、何気ない一言の中に潜む本音を隠したまま参加者を試します。もし適切にその意図を汲み取れない場合は「ぶぶ漬けでもどうどすか?」という独特なフレーズで帰ることを促されるのです。これは京都特有の文化を象徴する言い回しで、参加者にとっては挑戦となります。

イベントは、1組最大4人のグループで行われ、1時間以上かけて5回の訪問を行います。各訪問ごとに女将の「いけず」が繰り出され、参加者はその背後にある意図を読み取って行動する必要があります。本音を理解できた時の充実感は何とも言えないものがあるでしょう。また、女将から用意されている抹茶と和菓子を楽しむために、一番奥の茶室へと進む楽しみも待っています。

実際に築150年の京町家で行われるこのイベントは、参加者に臨場感あふれる体験を提供します。会場は、紅殻格子や三和土など、京都の伝統的な特徴が色濃く残る場所であり、リアルな京生活を再現しています。さらに、イベントでは「いけず」を26種類用意しており、タイミングよく女将が提供する言い回しは興味深いものばかりです。これらの言い回しは、京都人の大西氏や京都系インフルエンサーの協力によって生み出され、実体験に基づく言葉が多く含まれています。

帰宅後も楽しめる工夫が用意されています。イベント会場では、焼き付けられた「ぶぶ漬けでもどうどすか?」のフレーズが描かれたオリジナルコースターセットも販売されます。これを使って、来客にも京都の「いけず文化」を体験してもらうことができます。コースターはイベント参加者以外でも購入可能です。

「いけず文化」を大切にし、この伝統を未来に継承するために、今回のイベントは様々なプロジェクトとして展開されます。主催する「ない株式会社」と「株式会社CHAHANG」は、それぞれの専門性を生かしながら、文化を守り、且つ楽しみながら学べる体験を提供していきます。地域のつながりが薄れつつある現代にこそ、このようなイベントが求められています。京都の隠れた魅力や複雑なコミュニケーションの面白さを、ぜひ体験してみてください。


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