子どもたちが育む“生きる力”。農業と格闘技の新たな体験
一般財団法人ゆめいくは、2025年11月16日(日)に千葉県香取市で第3回「農業×格闘技体験」を開催しました。このイベントは、子どもたちに“生きる力”を育んでもらうことを目的としており、参加者は様々な体験を通じて成長の機会を得ました。
プログラムの概要
イベントは元PRIDEウェルター級チャンピオンである三崎和雄さんによる格闘技体験からスタート。最初は緊張した様子の子どもたちも、動き始めるにつれてリラックスし、礼節や姿勢、体の使い方を学びながら楽しむことができました。仲間同士で声を掛け合いながら進む姿は、彼らの連帯感を感じさせるものでした。
その後、舞台は畑へ移り、参加者全員がさつまいも掘りに挑戦しました。土の感触や収穫の喜びを実感し、子どもたちは真剣な表情で取り組みながらも、楽しむ心も忘れませんでした。
BBQで地域の温もりを感じる
昼食にはBBQが用意されており、地域の方々から寄付された食材を使って調理。子どもたちは地域の人々の温かさを体感する素晴らしい機会となりました。食卓を囲む中で、笑顔と歓声が広がり、交流が生まれた瞬間は参加者たちにとって特別な思い出となったことでしょう。
子どもたちの声
参加者からは多くの潜在的な気づきや学びが語られました。「普段あまり体を動かさないから、格闘技はとても楽しかった」「体力がないことを実感したがいいきっかけになった」など、身体面での気づきが見られました。また、「収穫した瞬間がとてもスッキリする」「食べ物の裏側を知ることができた」という声も寄せられ、単なる体験に留まらない重要な学びがあったようです。
収穫物を活用した次のステップ
収穫したさつまいもは、12月13日(土)に行われる「冬の調理実習」に使用されます。この実習では、子どもたちが考えたレシピでお昼ごはんやスイーツを作る予定です。このように、「育てる → つくる → 食べる」という一連の経験を通じて、彼らの食のつながりや自立を促進する活動が続いていきます。
ゆめいくの活動の大切さ
一般財団法人ゆめいくは、子どもや若者が自らのビジョンを実現するための支援を提供し続けています。彼らの多様な支援活動には、障がい児アート支援の「ONEART」や無料塾、シェルター連携、さまざまなイベント企画が含まれています。
これらの活動は、子どもたちの未来を切り開くための重要なステップであり、参加者たちの声がその価値を証明しています。
皆さまのご支援を
活動を持続していくためには地域の皆さまからのご寄付やご支援が欠かせません。温かいご協力を心からお願い申し上げます。
法人概要
一般財団法人ゆめいくは、「夢を育む」「あなたがつくる」という理念のもと、全国各地で活動を展開しています。地域の福祉や教育、体験や表現の場を広げることは、次世代を担う子どもたちへの大きな投資です。
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