スーパーカクテル導入事例
2025-04-15 10:44:02

株式会社波里、スーパーカクテル導入で業務効率化を実現した事例

株式会社波里、スーパーカクテル導入で業務効率化を実現



食品業界における業務の効率化は、今や多くの企業にとって不可欠なテーマです。栃木県の株式会社波里も、その流れに乗り、業務部の時間外労働を前年比400時間も減少させた事例をご紹介します。本記事では、食品業向けERPシステム「スーパーカクテル」を導入した背景やその成果、今後の展望について詳しく見ていきます。

システム導入の背景



株式会社波里は、70年以上の歴史を持ち、米粉や胡麻、きな粉を取り扱う企業です。これまで長年使用していた他社の販売管理システムが、最新のOSに対応できなくなることが発端となり、システムの見直しを迫られました。特に在庫管理やトレーサビリティにおいて多くの課題があり、情報の一元化が求められていました。従来のシステムでは対応できない機能が多く、食品業界に特化した「スーパーカクテル」の導入を決定しました。これにより、在庫管理から購買管理、さらにはロット管理に至るまで、情報を一元管理することが可能となりました。

導入後の効果



「スーパーカクテル」を導入したことで、社内の原材料や商品の流れが可視化されるようになり、無駄な生産や廃棄が大幅に削減されました。その結果、会社の利益向上に寄与しています。また、ハンディターミナルとの連携により、ロット管理が厳密に行えるようになり、トレーサビリティも向上しました。これにより、トラブル発生時の迅速な対応が可能になり、物流効率も改善されました。

江戸時代から受け継がれている技術と現代のシステムを組み合わせることで、食品の価値を高めることに成功したのです。

今後の展開



株式会社波里は、導入の効果を実感しながらも、まだ一部の部署では「スーパーカクテル」を十分に活用できていない状況とのこと。今後は各部署と連携し、スーパーカクテルの機能を最大限に活用するためのフォローを強化する方針です。また、生産管理や在庫管理に加え、原価管理の機能を導入し、さらなる業務効率化を目指しています。

株式会社波里について



株式会社波里は、1947年に設立された企業で、80年以上の歴史を持つ老舗です。米粉事業においては、国内で唯一の「ノングルテンJAS認証」を取得しており、家庭用の米粉製品はトップクラスのシェアを誇ります。また、最近ではEC部門の売上も増加しており、さらなる業績拡大を目指しています。

会社概要


  • - 社名: 株式会社波里
  • - 代表取締役社長: 藤波孝幸 氏
  • - 事業内容: 米粉、胡麻、きな粉などの製造・販売
  • - 創業: 1947年5月
  • - 資本金: 4,840万円
  • - 所在地: 栃木県佐野市村上町903

まとめ



スーパーカクテルの導入事例は、業界内での業務効率化の重要性を改めて感じさせるものであり、今後の展開にも注目です。株式会社波里は、製品の品質向上だけでなく、全体的な業務の効率化を図ることで、ますます競争力を高めていくことでしょう。これからも、食品業界における新たな取り組みに期待が寄せられます。


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会社情報

会社名
株式会社内田洋行ITソリューションズ
住所
東京都江東区永代1丁目14-5 永代ダイヤビルディング
電話番号

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