岡山初の環境配慮型再生骨材「エコボーン」販売開始
2026年5月1日、岡山市の株式会社ヨシハラ機工が新たな環境配慮型再生骨材「エコボーン」の販売を開始します。この製品は、廃コンクリートを原料にしており、建設業界のコスト削減と脱炭素化に寄与することが期待されています。
開発の背景
ヨシハラ機工は、岡山県内で40年以上にわたり産業廃棄物処理とリサイクル事業を手掛けてきました。現在、建設業界は天然骨材の枯渇、建設廃棄物の処理問題、そして脱炭素化の要請という三つの課題に直面しています。
天然骨材の価格高騰
天然骨材は、コンクリートやアスファルトの主原料ですが、その供給量は減少傾向にあります。その結果、大きな価格上昇が起こり、現在では天然骨材の価格が1トンあたり約2,500〜3,000円に達しています。
建設廃棄物の処理問題
建設廃棄物は国内の産業廃棄物の約20%を占め、リサイクル率が98%を超えていますが、需要が減少した都市部では在庫が積み上がる状況が続いています。
脱炭素化の急務
2050年のカーボンニュートラル達成に向け、建設業界はCO2排出削減を急務としています。このような背景から「エコボーン」が生まれました。
「エコボーン」の特徴
「エコボーン」には主に以下の5つの特長があります。
1. 高いコストパフォーマンス
廃コンクリートを原料とするため、通常の天然骨材と比較して50%のコスト削減が可能です。例えば、生コン1m³あたりのコストを約1,500円削減できます。
2. 環境保全およびCO2固定化
「エコボーン」は、空気中のCO2を吸着し、1トンあたり約12~13kgのCO2を固定化します。これにより、環境保全に貢献します。
3. 高品質な製品
JIS規格に準拠した品質を持ち、厳格な品質管理が行われています。この信頼性の高い製品は、安定した供給が望めます。
4. 迅速な配送体制
年間10万トンの処理能力を有し、大規模なプロジェクトにも対応可能です。また、在庫があれば、午前中の注文で当日午後の配送も可能です。
5. 自社一貫体制
収集から処理、再生までを自社で行うため、業者間の調整やコストの削減が実現されています。
今後の展望
「エコボーン」の販売を通じて、建設業界の脱炭素化と資源循環の推進を図るヨシハラ機工。今後は、さらなる製品ラインナップや処理能力の増強、中国地方全域への販売網の拡大を目指しています。
この新しいビジネスモデルは、単なるコスト削減のための代替品を超え、循環型社会の実現へとつながる取り組みです。特に、顧客満足度98%を誇る同社のブランド力は、今後の成長にも寄与するでしょう。
お問い合わせ
興味を持った方は、
ヨシハラ機工公式ページをご覧ください。詳しい情報や取材依頼は、こちらからもお受け付けしています。