多可町での生成AI活用研修
2026年3月17日と18日の両日、兵庫県多可町にて「QommonsAI(コモンズAI)」を活用した研修が開催されました。この研修は、自治体職員を対象にした初級編であり、全4回にわたるプログラムとして実施されています。
研修の実施概要
本研修では、約半数の参加者がスマートフォン等で生成AIを経験しているものの、実際の業務での活用は依然として少数派でありました。研修の背景には、来る4月のLGWAN対応に向けた全庁的な展開が控えていることがあり、これを契機とした職員のスキル向上が求められている状況にあります。
受講者たちにはいくつかの期待と不安が入り交じった声が寄せられました。「生成AIによって自分たちの仕事はどのように変化するのだろう?」という前向きな期待の一方で、「パソコンが苦手だからうまく使いこなせるか心配」との不安も耳にしました。
ワークショップの進行
研修の初日は、少人数のグループで1台のパソコンを囲みながら進められ、参加者同士の意見交換が行われました。特に窓口業務に携わる職員を対象に、RAG機能やファイル添付機能に重点を置いて説明したところ、「異動に備えて引継書を作成するか」「溜まった計画を簡単に改定できそうだ」といった好意的な意見が多く聞かれました。
2日目の内容
2日目には、初日の反響を踏まえてあいさつ文作成のワークショップが追加され、さらに多くの実践時間が設けられました。これにより、最初は不安を抱いていた職員たちが次第に「こうした方がいいのでは?」といった活発な意見を出し合うようになりました。あいさつ文が完成した際には、「これほど迅速に良い文章ができるなら、もっと早く使いたかった」との喜びの声も上がりました。
参加者の反応
研修後の参加者からは、「すごい!想像以上に便利だ」との驚きの声や、「早く実際の業務で使ってみたい」という期待が寄せられました。また、LGWAN対応への高い関心や、窓口にチャットボットの設置を希望する声もあり、音声入力機能に対しての要望も出ていました。
担当者の所感
担当の森田は、2日間を通じて感じた受講者たちの期待感と関心が嬉しいとコメントしています。受講者の「もっとQommonsAIを触ってみたい」という声を受けて、急遽あいさつ文作成のワークを追加し、成果につながったとのことです。
一方で、技術が進化する中、行政職員に求められるスキルや倫理観が今後ますます重要になると感じています。全庁展開を通じて、QommonsAIを日常的に活用し、職員自身の業務に役立ててほしいと締めくくりました。
QommonsAIに関する情報
Polimill株式会社が提供するQommonsAIは、国内外の多種多様なデータを基に構築された生成AIです。全国700以上の自治体で導入され、政策立案や住民対応など、幅広い領域での活用が期待されています。今後は、さまざまなツールを追加し、行政の標準となるディストリビューションの構築を目指しています。
公式サイトでは、無料の対面型研修プログラムなどの詳細情報が提供されていますので、興味がある方はぜひ訪れてみてください。