TemuとIACCの提携による模倣品対策強化
最近、グローバルオンラインマーケットプレイスである
Temuは、
International AntiCounterfeiting Coalition(以下、
IACC)と提携し、知的財産権の保護を強化するための取り組みを発表しました。この了解覚書(MoU)は、2025年5月にサンディエゴで開催されるIACC年次総会で締結される予定で、Temuは新たに設立されたIACCマーケットプレイス諮問委員会(MAC)の創設メンバーとしても参加することになりました。
新たな市場の基準を確立
MACは、主要なオンラインマーケットプレイス、決済プロバイダー、グローバルブランドが集まり、模倣品対策の協力を促進することを目的としたフォーラムです。Temuの参加により、さまざまな業界のプレイヤーが協力して知的財産の保護に取り組む新たな基準が設立されることが期待されます。IACCのボブ・バルキエシ会長は、この提携を受け、「Temuをマーケットプレイス諮問委員会の創設メンバーとして迎え入れられることを嬉しく思います。これは消費者保護に対する共通のコミットメントを示すものであり、今後の成果に期待します」と述べています。
Temuの取り組み
Temuは、2022年に米国でサービスを開始した以来、知的財産の保護を重視し、以下のような対策を講じています:
- - 出店者に対する厳しい審査とコンプライアンス教育
- - 24時間体制のアルゴリズム監視
- - 効率的な削除申請が可能なIP保護ポータル
- - 社内の専門チームによる迅速な対応
また、同社は他の業界リーダーと協力して違法商品のオンライン販売に挑むコミュニティを築く考えです。これにより、Temuは信頼性のあるオンラインマーケットプレイスの構築に真剣に取り組んでいることを示しています。
MACの参加企業について
Market Advisory Committee(MAC)には、
Amazon、
eBayなどのEコマース企業や、
Mastercard、
PayPal、
Visaといった決済プロバイダー、さらに
Apple、
Chanel、
Disneyなどの世界的ブランドが参加しています。これにより、模倣品対策において業界全体で連携を強化することを目指しています。
Temuについて
Temuは、消費者と世界中の販売事業者、メーカーを結びつけるオンラインマーケットプレイスです。手頃な価格で品質の高い商品を提供し、消費者の生活改善をサポートすることを目指しています。日本では2023年7月にサービスを開始し、効率的なサプライチェーンを活用して豊富な商品選択肢とリーズナブルな価格を提供しています。2024年には
日経トレンディの「ヒット商品ベスト30」で第9位に選ばれ、アプリの多くダウンロードされたランキングでも2位にランクインしました。
このように、Temuは今後も知的財産の保護に向けた取り組みを深化させ、消費者に信頼されるプラットフォームを提供していくことでしょう。