高知県の「街の幸福度」と「住み続けたい街」ランキングが発表
2024年版の高知県における「街の幸福度」と「住み続けたい街ランキング」が発表され、新たな結果が注目を集めています。この調査は、2020年から2024年にかけての累積データを基に、地域住民の幸福度や住みたいという意欲を測定するものです。特に興味深い結果が以下の通りです。
幸福度ランキング
1位に選ばれたのは安芸市で、これは2年連続での高評価です。2位には土佐市がランクインし、昨年の6位から大きく躍進を遂げました。3位は吾川郡いの町、4位には高知市が続きます。このランキングは、50名以上の回答者に「あなたは現在、幸せですか」と尋ね、その回答を平均した数値を基にしています。
特徴的な調査方法
調査は、全国の登録モニターに配布されたインターネットを通じたアンケートを利用して行われました。特に、回答者の中には20歳以上の男女が含まれており、高知県での市民の幸福感を的確に示しています。評価は10段階で行われ、幸福度が数値化されることで、より具体的な意見を反映しています。
住み続けたい街ランキング
「住み続けたい街」の部門では、吾川郡いの町がこれまた2年連続で1位を獲得。2位は高知市、3位は南国市となっており、これも昨年と大きな変化はありません。興味深いのは、住み続けたい街ランキングの上位に位置する市が、幸福度ランキングでも上位に名を連ねている点です。
この傾向は、地域住民が住み心地の良さや愛着をどのように感じているか、またその感情がどのように地域の魅力に映るかを示しています。
トピックスとSP部門
須崎市が「街に愛着がある」で3位を獲得したことも注目に値します。幸福度は、「あなたは幸せですか?」という質問に基づき、各自治体の評点を見て取ることができます。住み続けたい街の評価は、現在の街に長く住みたいと思うかという質問をもとにしています。
調査概要
この調査は、株式会社マクロミルが実施し、合計3882名の回答を基にしています。男女比は約47:53で、幅広い世代(20代から70代)が含まれています。このデータを集計することで、地域に対する理解がさらに深まります。
2024年の結果は高知県の魅力を再認識させてくれるものであり、この街に住む魅力を多くの人々に伝える重要な機会となるでしょう。地元のイベントや特色を活かした街づくりに貢献するためにも、今後もこのようなランキングを参考にしていきたいものです。
詳細なデータや調査票については、公式ウェブサイトにて公開されていますので、興味のある方はぜひご覧ください。