ふじみ野市で開催される「子ども大学」プログラム
文京学院大学が主催する「子ども大学ふじみ野」が、2023年12月13日(土)と14日(日)の2日間に渡り、ふじみ野キャンパスで開催されることが発表されました。このプログラムは、地域の子どもたちの好奇心を育むことを目的に実施され、小学4年生から6年生を対象としています。
ふじみ野市の20周年を祝い共に育む
プログラムのテーマは「そっとながしこむ夢とコンクリート~型枠づくりから学ぶわたしたちのまち~」。これは、ふじみ野市の誕生20周年を記念したもので、地域の特性を活かした内容が展開されます。
主催者の文京学院大学では、教員による講義や企業とのコラボレーションを通じて、子どもたちに地域を理解する機会を提供します。また、今回のプログラムでは、株式会社白戸工務店の協力も得て、実際にコンクリートを扱う体験を通じて、ものづくりの楽しさも学びます。
学びの内容と進行
プログラムは2日間あり、さまざまな講座が用意されています。1日目は、入学式やふじみ野の20年を語る講義が行われ、地域の先輩たちの体験から学ぶ時間が設けられています。
- - 講義①:「ふじみ野で生きた20年を語る」 では、在学生が自らの経験を通じて、地域に対する愛着やまちと共生することの重要性について語ります。
- - 講義②:「コンクリートでつくる!わたしの宝物」 では、株式会社白戸工務店の副社長が講師となり、コンクリートの扱い方を学びながら、子どもたちは実際にものを作る楽しさを体験します。
2日目には、さらに実践的な学びが続きます。特に「建設のはじまりを体験する」講座は、ふじみ野市の成り立ちや土台づくりについて学ぶ内容となっており、実際の建設の工程に触れる貴重な機会です。
- - 講義③:「建設のはじまりを体験するふじみ野市20周年特別講座」 では、実際に工事に携わることでまちづくりの重要性を感じてもらいます。
- - 講義④:「ふじみ野に生きる10年後のわたしたち」 では、将来を考える機会として、自分自身とまちの未来を考えるプロセスが大切にされています。
地域交流と共育の未来
このプログラムでは、子どもたちが学んだことを通じて、今後の生活や社会にどう役立てていくのかをお互いに考え、交流しながら学ぶことが重要視されています。参加応募は既に締め切られていますが、地域の活性化や子どもたちの未来への思いを育むこのような取り組みは、今後も継続され、多くの子どもたちに新たな学びの場を提供されることでしょう。
文京学院大学とふじみ野市の協力による「子ども大学」は、地域の宝ともいえる子どもたちを育てる大切な一歩となることでしょう。