アイティフォーが新サービス「Agent Hub」を発表
株式会社アイティフォーは、近日中に提供を開始予定の新しいデジタルプラットフォーム「Agent Hub」を発表しました。このサービスは、債務整理業務において法律事務所と金融機関との間のコミュニケーションをデジタルで仲介するものです。業務の効率化を図るだけでなく、ペーパーレス化やヒューマンエラーを防ぐ役割も果たします。
Agent Hubの背景と目的
債権管理業務へのデジタル化のニーズが高まる中、アイティフォーは新たな回収DXサービスとして「Agent Hub」を開発しました。同社はすでに地方銀行向けに70%以上のシェアを誇る債権管理システムを提供しており、その延長線上で今回のサービスが誕生しました。債務整理業務では、年間数十万件の取り扱いがあるとされており、これを効率的に行うために特化したプラットフォームが求められているのです。
特に、弁護士や認定司法書士が債務者の代理人になった際の文書の受任通知や債権届など、手作業でのやり取りは時間がかかる上に、間違いやヒューマンエラーが生じやすいという課題がありました。そこで、Agent Hubはこのプロセスをデジタル化することで業務のスムーズな進行を可能にします。
Agent Hubの特徴
Agent Hubは、法律事務所と金融機関が必要な情報をスムーズに共有できるように設計されています。具体的には、法律事務所が金融機関に対して受任連絡を行ったり、逆に金融機関から契約状況や取引内容を通知したりする際に、全てがこのプラットフォームを通じて行われます。これにより、紙文書によるやり取りが不要になり、業務は大幅に効率化されるのです。
さらに、プラットフォームには進捗を確認するためのワークフロー機能も備わっており、業務フローの把握が容易になります。また、既存の債権管理システムとも連携可能で、より一層の効率化が実現します。
安全性と動作環境
Agent Hubは、当社が提供するプライベートクラウド「IPaC」を基盤にしており、高度なセキュリティ対策を施すことで、安全に利用できる環境が整っています。さらに、Microsoft EdgeやChromeといった主流のウェブブラウザにも対応しています。
特許情報
この新サービスは、特許番号第7538978号を取得しており、法律事務所と金融機関の債務整理業務におけるデジタル化の確固たる基盤があります。
アイティフォーについて
1972年に設立された株式会社アイティフォーは、地域密着型のITソリューションを提供し続けています。債権管理システムの開発に始まり、さまざまな分野で地方DXを推進し、地域社会の発展にも貢献しています。これからも、技術とイノベーションを駆使して、より良いサービスを提供することを目指しています。
本サービスの提供により、債務整理業務のデジタル化が進み、業界全体の業務効率化が期待されます。2025年1月にはこの画期的なプラットフォームが本格スタートを切る予定です。