ENPLUGの新機能
2018-06-05 11:00:12
新機能追加のENPLUGがデジタルサイネージ市場に革新
ENPLUGがもたらすデジタルサイネージの未来
デジタルサイネージは近年、高速通信の進展やスマートフォン普及に伴い、さまざまな場所で目にする機会が増えました。特に、交通機関の駅や商業施設では、広告や情報提供を目的としたサイネージが活躍しています。その中で、今回注目したいのが、株式会社サガシキが独占販売を行うデジタルサイネージ管理システム『ENPLUG(エンプラグ)』の新機能、顔認識システムです。
この新機能は、デジタルサイネージを通じて視聴者の年齢や性別、視聴時間に関するデータを収集・分析することを可能にし、企業がその効果を測定する際の新たな指標を提供します。これにより、企業は自身のマーケティング戦略をより効果的に構築できるようになります。
顔認識システムの意義
近年、デジタルサイネージを利用する企業には、投資利益率(ROI)の明確化が強く求められています。そのため、視聴者がどのようにコンテンツを見ているのか、どの層にアプローチできているのかを把握することが重要です。従来の手法では、インセンティブを用いてデータを収集していましたが、「何人が視聴したか」「どのような人たちが視聴したか」といった具体的な情報を得ることは難しかったのです。
『ENPLUG』の顔認識システムは、こうした課題を解決する鍵となります。視聴者の属性情報をリアルタイムで取得することで、広告キャンペーンの効果を定量的に測る手段を提供します。このデータにより、企業はその場に応じたコンテンツを最適化し、視聴者のニーズに合わせたアプローチを行うことができるようになるのです。
サガシキの先進的な取り組み
株式会社サガシキは1945年に創業し、長年にわたってパッケージやダンボールの製造を行ってきました。最近では、デジタルサイネージの分野にも力を注ぎ、マーケティングソリューションの提供に邁進しています。サガシキは広告配信システムと顔認識システムを組み合わせ、顧客層に合わせたコンテンツの自動切り替え機能にも取り組んでいます。これにより、よりインタラクティブかつパーソナライズされた情報提供を実現しようとしているのです。
米国での成功事例
『ENPLUG』は、米国で1,000社以上に導入されており、フォーチュン誌で選ばれた30歳未満の女性起業家トップ10に名を連ねたCEO、ナンシー・リューのもとで開発されています。直感的な操作性を持ちながら、様々な業界やシーンでの活用を進めている同システムは、デジタルサイネージの新たなスタンダードとなりつつあります。
今後の展開として、サガシキはさらなる進化を遂げ、利用者の属性情報に基づいたコンテンツの配信を実現することを目指しています。視聴者にとって魅力的で、企業にとっても効果的なマーケティングツールとなることが期待されます。
デジタルサイネージ業界の進化の一端を担う『ENPLUG』。今後も、最新技術を駆使した新たな提案が行われることに目が離せません。
会社情報
- 会社名
-
株式会社サガシキ
- 住所
- 佐賀県佐賀市高木瀬西6-3-2
- 電話番号
-
0952-30-8585