水産業と環境を守る新たな一歩
ライフコーポレーションが新たにMEL認証を取得しました。この認証は、環境に配慮した方法で獲られた水産物に付与されるもので、持続可能な漁業の重要性をユーザーに伝えるものです。今回、ライフがスタートさせたのは、伊勢黒潮まだい(養殖)を含む5つのアイテムをMELマークとして表示し、販売するという画期的な取り組みです。
MEL認証とは?
MEL(Marine Eco Label)認証は、多様な海洋資源を持つ日本において、国際的に認められた水産エコラベルです。この認証制度は、水産資源の持続可能性や環境に配慮した生産者を第三者機関が審査し、その結果をもとにMELマークが授与されます。これにより、消費者は環境に優しい水産物を選ぶことができるようになります。
MEL認証取得の背景と目的
近年、国内の天然漁獲量は減少しており、今後は養殖魚の需要が高まることが予想されています。生産者の減少は大きな課題であり、それに対抗するため、ライフはMEL認証の取得を目指しました。環境への負担を軽減し、持続可能な社会の実現を支援するためにこの取り組みを開始したのです。
取り扱う商品について
ライフでは、以下の5アイテムにMELマークを表示して販売中です:
- - 伊勢黒潮まだい(養殖)
- - ぶり(養殖)
- - 宮城・岩手産 銀さけ(養殖)
- - 岩手県産生わかめ
- - まだい(養殖)
伊勢黒潮まだいの特長
この養殖魚は、三重県のリアス式海岸地域で育てられています。特にミネラル豊富な海からの恵みを受けており、最高の環境で成長します。ストレスを軽減するために、神奈川県の生け簀に移し扱われ、各店舗に新鮮な状態で届けられます。
さらに、オリジナルの餌を用いて飼育されており、DHAやEPAの含有量も増加することが期待されます。この伊勢黒潮まだいは、国内初の生魚として機能性表示食品に認定されており、健康志向の消費者にも支持されています。
これからのライフの姿
ライフコーポレーションは、単なるスーパーマーケットではなく、地域のライフスタイルに必要不可欠な存在を目指しています。MELマーク商品を通じて日本の水産業を支援し、持続可能な社会の実現に寄与していく所存です。消費者には、環境に優しい選択ができる喜びを提供することで、より豊かな社会を構築する一助となることを目指します。
販売店舗
販売は首都圏ライフ138店舗及び近畿圏の一部店舗で行われています。商品の取り扱い状況は店舗によって異なるため、事前に確認することをお勧めします。また、MELマークが目印となっている商品を見つけたら、ぜひ手に取ってみてください。
ライフコーポレーションが誇る環境に配慮した商品を通じて、日本の水産業を支え、自分自身や家族の食卓においしさと健康を届ける、そんなライフスタイルを実現していきましょう。