富士ソフトの支援
2025-07-23 11:24:07

奈良県の不登校支援に富士ソフトの教育メタバースが採用

富士ソフトが奈良県の不登校支援事業に採用



富士ソフト株式会社が提供する教育メタバース「FAMcampus」が、このたび奈良県の不登校支援事業である公設フリースクール「ならコネクト」におけるオンラインスクール「Cocoro キャンパス」に正式に採択されました。この講座は、社会的なつながりを持てていない多くの子どもたちに向けた新たな学びの場となります。

不登校の実態と支援の必要性



文部科学省の調査によると、2023年度の小・中学校における不登校児童生徒数は346,482人に達し、これは過去最高の数字です。また、奈良県内でも公立学校における不登校の児童生徒数は3447人に上り、多くの子どもたちが学校に通えない状況に置かれています。これらの背景に鑑み、奈良県では「誰一人取り残されない学び」を目指し、不登校の子どもたちへの支援が重要な課題として取り組まれています。

「FAMcampus」の役割



富士ソフトの「FAMcampus」は、2022年にサービスを開始し、既に不登校支援に関する活動を行ってきました。今回、このメタバースが奈良県の「Cocoro キャンパス」での教育支援に利用されることとなり、子どもたちが社会と接点を持つ新しい機会を提供します。具体的には、FAMcampus上には不登校支援専門員が配置され、子どもたちのコミュニケーションを促進するためのイベントを毎月企画しています。

完全オンラインでの学び



「Cocoro キャンパス」では、子どもたちが自分のペースで参加できるように設計されており、信頼できる大人たちがサポートする環境が整えられています。このオンラインスクールは、心理的な安全を提供しつつ、学びと交流の機会を生むことで、子どもたちの心のエネルギーを回復させることを目指しています。大人たちが温かく見守ることで、安心して学ぶことができるとともに、他の子どもたちとの交流が新たな刺激を与えます。

奈良県教育研究所の意気込み



奈良県立教育研究所の教育支援部長、北口貴之様は、「Cocoro キャンパス」は多くの子どもたちが気軽に参加し、自分自身を成長させる場となることを期待しています。「ならコネクト」は、学びの機会だけでなく、他者との関係を築くためのサポートも充実させようとしています。子どもたちが新たな学びを通じて、社会の中で自立できるように、今後も包括的な支援を続けていく方針です。

未来への展望



富士ソフトは、今後も「FAMcampus」を活用し、より多くの不登校の子どもたちに新たな居場所や学びの機会を提供していくことで、明るい未来の創造への貢献を目指します。この取り組みは、教育のエコシステムの中で重要な位置を占めており、すべての子どもたちが自分らしく学び、成長できる社会の実現へとつながるものと考えられています。

今後も、富士ソフトの新しい試みが多くの子どもたちにプラスの影響をもたらし、彼らの未来を開く一助となることに期待が寄せられています。


画像1

画像2

画像3

画像4

会社情報

会社名
富士ソフト株式会社
住所
神奈川県横浜市中区桜木町1-1
電話番号
045-650-8811

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。