新たな機会を創出する『北海道移住ドラフト会議2023-24』
北海道では2024年3月2日から3日の間、毎年恒例の『北海道移住ドラフト会議』が開催されます。このユニークなイベントは、道内の自治体や企業が「球団」として参加し、移住を望む人々を指名する形式で行われます。これまでの5回の開催で実に166名が選手としてエントリーし、34名が実際に北海道へ移住を果たしています。
移住をサポートする新しい形
従来の就職フェアや移住フェアとは異なり、このドラフト会議では希望者が自ら行き先を選ぶのではなく、地域や企業の側が未来の担い手を選び出すという新しいマッチングのスタイルが導入されています。都内や札幌近郊に住む「いつかは移住を」と考える人々にとって、挑戦的な機会となることでしょう。
イベントの詳細
日程と場所
イベントは、1日目に札幌近郊で行われる予定で、昨年は札幌市内のコワーキングスペースでの開催。2日目も近郊で行い、昨年は札幌市内のホテルで行われました。
- - 日時: 2024年3月2日(土)~3日(日)
- - 会場: 札幌近郊(詳細は参加者にお知らせ)
スケジュールの概要
- 開会式およびプレイボール
- 選手プレゼンテーション:各選手が自らの魅力を1分間でアピール
- お見合いタイム:各球団と選手が総当たりで行う面談
- ドラフト指名:球団が選手を指名し、重複した場合にはくじ引きによって選考
- 閉会式
今年も多数の自治体が参加し、新たな人材の発掘を目指します。特に安平町の町長も直接参加する予定で、地域の魅力を直接伝える機会として重要視されています。
参加方法と費用
球団エントリー
- - 募集期間: 9月10日~10月31日
- - 費用:
- 自治体:112,000円(税込)
- その他団体:231,000円(税込)
- 申し込みは
こちらから。
選手エントリー
- - 募集期間: 11月1日~1月31日
- - 対象: 北海道への移住を熱望し、地域とのつながりを持ちたい方
- - エントリー費用: 現在改定中のため、申し込み時に確認が必要。
過去の参加者の声
過去のドラフト会議に参加した選手の例を見てみると、様々な背景を持つ方々が北海道への移住を決めた理由が窺えます。例えば、大手企業に勤めつつも北海道の自然を求め移住を希望していた30代男性や、道内の拠点を有しつつ地域おこし協力隊になった20代女性など、志を同じくする仲間と出会うことで新たな人生を築いた事例が多く見受けられます。
一般社団法人さーもんずの役割
2018年からこの取り組みを開始し、2023年8月に設立された一般社団法人さーもんずは、北海道からの熱狂創出を目指し、人材獲得や育成、情報発信に力を入れていく予定です。
問い合わせは、
さーもんず公式サイトまたはメール(
[email protected])にて受け付けています。新しい一歩を踏み出したい方は、この機会をお見逃しなく!