ヤックル資金調達
2024-12-10 10:28:51

生活習慣病の新しい治療法、ヤックルが資金調達を実施

株式会社アルゴスは、生活習慣病に特化したオンライン保険診療サービス『ヤックル』を展開しており、この度サービスリリースから1周年を迎えました。この記念すべきタイミングで、同社はプレシリーズAラウンドにおいて約2.2億円の資金を調達しました。この資金調達は、既存投資者である株式会社ANOBAKAを含む7社や個人投資家による第三者割当増資として実施され、ここまでの累計調達額は約2.2億円に達しました。ヤックルは、糖尿病や高血圧、脂質異常症、高尿酸血症など、特に治療が必要な生活習慣病に焦点を当てたサービスを提供し、医療に対するアクセスの壁を取り払う役割を果たしています。たとえば、忙しい現代人にとって、病院に通院することは非常に負担がかかるものであり、特に治療を受けづらい状況がある中、ヤックルはクリニックから直接患者の指定場所に薬を配送するシステムを導入しています。また、年中無休で18時から22時まで診療を行っており、より多くの患者が医療サービスにアクセスできる環境を提供しています。

資金調達の背景と目的


生活習慣病は、治療を放置することでガンや脳疾患、心疾患に発展する危険があります。しかし、これらの病気は初期段階で自覚症状が少なく、多くの人が適切な治療を受けることを避ける傾向にあります。アルゴスは、「続けるべき人が続けられる、あるべき医療を届ける」というミッションを掲げ、慢性疾患やその重症化の予防に特化したプラットフォームを提供しています。

サービスリリースから1年が経過し、全国47都道府県からの多くの患者が利用し、その85%が30代から50代の層であり、特に物理的な通院が難しい患者からの支持を得ています。最高齢の91歳の女性も利用しており、家族が付き添う形での診療も成功しています。今後は、ヤックルの認知を高めるべく、患者の声を大事にし、サービスの拡大に取り組む方針です。

調達した資金は、プロダクト開発、マーケティング・アライアンス、人材採用として活用され、AIを活用した業務の効率化や、患者の治療を伴走するカスタマーサクセスの新設も目指しています。

投資家からの評価


多くの投資家がアルゴスとヤックルプロジェクトに期待を寄せており、支援しています。ANOBAKAの萩谷聡氏は、サービスリリースの前から投資を行い、今回の資金調達にも喜んでリードとして参加したことを明かしました。また、KEPPLE CAPITALの島田崚平氏は、オンライン診療の重要性と、今の医療現場が抱える課題に触れ、ヤックルが提供するストレスのない医療アクセスの重要性を強調しました。さらに、地域の医療にアクセスしにくい人々に対し、持続可能な治療体験を提供するサービスの必要性も指摘されています。これらの意見は、アルゴスが展開するヤックルのサービスが今後も多くの人々に必要とされる証拠であり、期待の高まりを示しています。

今後の展望


アルゴスは、オンライン保険診療を受けることで生活習慣病患者の通院負担を軽減し、適切な医療情報を提供することで、ミッションを実現していきます。さらに、「重症化予防」や「健康寿命の延伸」を目指し、社会的課題の解決に貢献していく所存です。今後も、安全で信頼性の高いサービスを提供し、患者に寄り添うサポート体制の強化を図っていきます。


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会社情報

会社名
株式会社アルゴス
住所
東京都江東区豊洲3丁目6-5
電話番号

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