舶用水素電池受賞
2025-07-09 13:49:35

ヤンマーの舶用水素燃料電池システムが国際デザイン賞受賞

ヤンマーの新たな挑戦



ヤンマーグループの一員であるヤンマーパワーテクノロジーが開発した舶用水素燃料電池システム『GH240FC』が、ドイツで権威のある「Red Dot Design Award 2025」のProduct Design部門において入賞を果たしました。この受賞は、製品デザインだけでなく、環境への配慮・社会貢献においても重要な意味を持っています。

舶用水素燃料電池システムとは



『GH240FC』は、2023年に商品化されたばかりの新しいテクノロジーで、持続可能なエネルギー源として期待されています。水素を燃料としたこのシステムは、脱炭素化の取り組みを強化し、未来の海上交通における重要な役割を果たします。

デザインへのこだわり



この燃料電池は単なる機能性の追求だけではなく、デザイン性も重要視されています。本体は突起部を最小限に抑え、クリーンな印象を与えるとともにメンテナンス性も向上。さらに、見た目にはヤンマーのブランドカラーである「ヤンマープレミアムレッド」を採用し、他の製品との違いを際立たせています。また、前面には大きく「H2」の文字が配置されており、次世代の発電システムであることを象徴的に示しています。

審査のポイント



Red Dot Design Awardの審査は国際的に認知されているデザイン専門家によって行われ、革新性、機能性、持続可能性という多角的な観点から評価されます。『GH240FC』は、その安全性に加えて、振動や騒音の大幅な削減にも成功しており、船舶業界に新たな価値を提供する製品として認知されました。

次なるステップ



『GH240FC』はすでに2024年度のグッドデザイン賞を受賞するなど、デザイン面でも注目を集めています。ヤンマーは、今後も技術革新とデザインに取り組み、社会や顧客に新たな価値を創出することを目指しています。これからのブランドビジョン「A SUSTAINABLE FUTURE」に基づき、持続可能な社会の実現に向けて邁進していくことでしょう。

ヤンマーの歴史



ヤンマーは1912年に大阪で創業し、1933年には世界初のディーゼルエンジンの小型実用化に成功した歴史ある産業機械メーカーです。アグリ、建機、マリン、エネルギーシステムなど、様々な分野でグローバルに展開しています。今後も環境負荷フリーの企業を目指し、顧客への新たな価値を提供していく所存です。詳しい情報はヤンマーの公式ウェブサイトをぜひご覧ください。

現在、ヤンマーは未来の海上交通を変える可能性を秘めた『GH240FC』を推進し、持続可能なエネルギー社会の実現に向けて一歩踏み出しています。


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会社情報

会社名
ヤンマーホールディングス株式会社
住所
大阪府大阪市北区茶屋町1-32YANMAR FLYING-Y BUILDING
電話番号

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