市民参加型プロジェクト「長浜まち未来（みく）じ」で町の未来を考えよう

市民参加型プロジェクト「長浜まち未来（みく）じ」開催のお知らせ

2025年8月2日（土）と3日（日）、滋賀県長浜市のさざなみタウンにおいて、武蔵野美術大学と株式会社日本総合研究所が協力し、市民参加型のまちづくりプロジェクト「長浜まち未来（みく）じ」が開催されます。このイベントでは、一般的に馴染みの深い「おみくじ」をモチーフにし、参加者それぞれが長浜の未来に関する願いやアイデアを共有する体験が提供されます。

イベントの目的について

「長浜まち未来（みく）じ」は、単なる未来予測を超え、市民が主体となって自らの願いを形にすることを目指しています。未来は受動的に受け取るものではなく、主体的に創り上げるもの。イベントでは、参加者が未来に関するテーマのおみくじを引き、それを基に自分の考えを加えることで、自分たちの描く長浜の未来像を願いとして具現化します。

おみくじの仕組み

例えば、「地域の半分以上が一人暮らしに」といった未来のシナリオが提示された場合、参加者はそのシナリオに応じて理想的な未来像を書くことができます。引いたおみくじには、自身のアイデアを加えるためのスペースがあり、そこに自由に自分の願いを書くことができるのです。書き加えたおみくじは、イベント終了後に将来のまちづくりの参考資料として保存され、個々の意見が未来計画に反映されるチャンスになります。

背景と意義

地方自治体において、市民の意見が十分に反映されていないという声は多く聞かれます。このプロジェクトは、容易に市民が参加できるようおみくじという身近な形式を取り入れることで、行政に対する市民意見をより明確に可視化することを目指しています。自分の考えを言葉にする機会が限られている中で、このイベントは新たなアプローチを提供します。