阿寒摩周国立公園を照らす新プロジェクト「自然の郷ものがたり」の全貌

阿寒摩周国立公園の新たなブランドプロジェクト

この度、阿寒摩周国立公園のブランド価値向上を目指し、株式会社トーチと一般社団法人ドット道東が協力して「自然の郷ものがたり〜阿寒摩周国立公園の暮らしプロジェクト〜」を立ち上げることとなりました。このプロジェクトは、国立公園周辺の地域に住む人々の想いや生活を見える化し、それを地域内外で共有することを目的としています。

プロジェクトの概要と目的

「自然の郷ものがたり」は、地域住民の豊かな暮らしや価値観を高めるための取り組みです。具体的には、環境省の委託を受け、地元住民へのリサーチやインタビューを通じて、「人の暮らしと共にある国立公園」というコンセプトを基にしたブランドブックを制作します。これには、地元の方々との座談会やコラムも盛り込まれ、書籍としての情報を厚くすることを目指しています。

また、阿寒摩周国立公園特有の風光明媚な景色や、特別天然記念物のまりもなども取り上げた写真を収録する予定です。これにより、観光だけでなく、地域の魅力さを広く発信することも狙っています。

制作の進行とSNS活用

プロジェクトの制作には、地域にゆかりのあるクリエイターたちが参加し、その高い技術を活かして様々な視点から国立公園を捉え直します。制作過程は「#自然の郷ものがたり」というハッシュタグを用いてSNSで公開され、広く注目を集める予定です。詳細についてはnoteを介して発表され、興味を持たれた方はリンクを通じて情報を得ることができます。

事業提携の背景と今後の目標

トーチとドット道東の提携は、地域の課題解決を目指す強力な基盤を築くための一歩です。それぞれの組織は、広範囲にわたるネットワークを持ち、相互に支援を行うことで、持続可能な地域振興を実現しようとしています。共同で受託制作や事業開発を行い、地域の強みを生かしていく方針です。

トーチ社は、地方の人々が持つスキルや専門性を高めつつ、都会の企業と比べて効果的なサービス提供を目指しています。正に「ローカルクラフト経済圏」の構築が目指すところであり、居場所に縛られることなく多様なキャリアが実現できる社会の実現を追求しています。

ドット道東もまた、地域の情報やネットワークを最大限に活用し、新たな価値を生み出すことを目指しています。これにより、自治体の枠を超えた広域的な連携が生まれ、地域づくりに貢献することが期待されています。特に、道東エリアに特化したクリエイティブ支援やイベント企画など、地域の真の声を反映した活動が行われるでしょう。