巣鴨商店街と提携
2021-01-05 16:46:45
高齢者向けアプリ『おしるこ』、巣鴨商店街と提携!地域活性化への一歩
高齢者向けアプリ『おしるこ』が巣鴨地蔵通り商店街とタッグ!
シニア世代に人気のスポット、巣鴨。近年、コロナウイルスの影響で街の賑わいは減少し、特に年配者の外出が難しくなっています。そのため、商店街の活気が失われつつあるのが現状です。そんな状況を打開すべく、カイト株式会社は「おしるこ」というアプリを通じて、巣鴨地蔵通り商店街との提携を発表しました。これは、シニア世代と地域店舗を繋ぐ新しい試みです。
高齢者と商店街の新しい接点
新たに開設されるECサイト「すがものみせ with おしるこ」は、和菓子店や飲食店、衣料雑貨店など、巣鴨を代表する店舗の商品を全国に届けるプラットフォームです。この取り組みは、特に50歳以上のユーザーに焦点を当てており、大きな期待が寄せられています。おしるこ会員は、ポイント制度を利用しながら、商店街の商品を自宅で楽しむことができるのです。
コロナ禍での地元店舗の苦境
全国的に見ても商店街の客足は減少しており、特に高齢者が訪れることが難しくなっています。政府の施策である「GoTo商店街事業」も、その効果が十分に現れていないと言われています。そこで、今回の提携は、商店街の商品を求めているが外出できないシニアにとって、非常に有意義なものとなると考えられます。また、店舗側もおしるこ内の「おしるこセレクション」に参加することで、広範囲でのPRが可能になるのが大きなメリットです。
地域活性化の新たな可能性
「すがものみせ with おしるこ」は、シニア世代と地元商店街を結ぶ重要な橋渡しとなることを目指しています。商品購入後、コロナが落ち着いた際には実際に商店街を訪れ、その魅力を再発見してもらうというビジョンも掲げています。この取り組みが成功すれば、巣鴨に限らず、全国の商店街にも同様の提携が広がり、地域活性化に寄与する可能性が大いにあります。
新しい出会いと人生の喜びを提供する「おしるこ」
「おしるこ」アプリは、シニア世代が新しい友人と出会ったり、自分の得意なことを発信できる場でもあります。生活の質を向上させるため、ユーザー同士の交流や趣味を通じたネットワーキングの場としても利用されています。このような構想は、単なるオンラインの仮想空間以上の意味を持ち、人々の社会的つながりを強化することが目的です。
このように「おしるこ」と巣鴨商店街の提携は、高齢化社会における新しいビジネスモデルとも言えるでしょう。地域の魅力を広めつつ、シニア世代に楽しい体験を提供していくこのプロジェクトから目が離せません。今後の展開に注目です。
会社情報
- 会社名
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カイト株式会社
- 住所
- 東京都港区西麻布1-14-15ゆうきビル3F
- 電話番号
-
03-6447-4106