エレクターの再加熱カートが進化!
エレクター株式会社は、医療や介護の現場で活用される再加熱カート『エルゴサーブ』および『エルゴサート』をリニューアルしました。本シリーズは、ニュークックチル方式に対応しており、食事提供の現場における様々なニーズに応えるために改良が施されています。
ニュークックチル方式とは
ニュークックチルは、料理を調理後すぐに急速冷却し、チルド状態で保存するという調理法です。この方法では、提供直前に再加熱を行うため、従来のクックチルに比べて、出来たてに近い、温かい食事を提供することが可能です。具体的な利点としては、以下の点が挙げられます。
- - 食事の品質保持と安全性の向上:急速冷却により食材の鮮度を保ち、再加熱することで安全に提供。
- - 大量調理における効率化:事前調理が可能なため、大人数分の調理がスムーズにできる。
- - 人手不足への対応:作業が効率化されることで人手を減らすことも可能。
- - 衛生管理の徹底:チルド状態で保存されることで、衛生面でも安心。
新しい『エルゴサーブ』『エルゴサート』の特長
リニューアルされた『エルゴサーブ』と『エルゴサート』は、新たに大型のタッチパネルを搭載。直感的に操作できるインターフェースにより、誰でも簡単に使える設計となっています。視認性の高いカラー液晶やアイコンが施されており、操作ミスを減らし、作業効率を飛躍的に向上させます。
環境に優しい冷媒の採用
新型の再加熱カートでは、冷媒に地球温暖化係数(GWP)が低い「R1234yf」を使用。これは従来の冷媒に比べて環境負荷を大幅に軽減し、持続可能な未来に貢献します。また、この冷媒は微燃性であり、火災のリスクが低いため、安全に取り扱うことができます。
エレクター株式会社について
エレクター株式会社は1966年の設立以来、業界において独自のポジションを築き、ワイヤーシェルフなどの高品質な製品を提供し続けています。医療・介護・給食分野での現場支援を通じて、食事提供の新しいスタンダードを確立することを目指しています。
本カートの進化は、医療現場での食事提供の質を向上させるだけでなく、後継者不足やスタッフの負担軽減にも寄与するものです。今後、エレクターの技術と理念がどのように発展していくのか、目が離せません。