尚美学園大学の挑戦
2026-02-09 18:19:42

尚美学園大学の学生価値観理解に向けた教育DXへの挑戦

新たな教育DXへの一歩



2025年12月、ハーモニープラス株式会社が尚美学園大学(以下、尚美大)と共に取り組んだ教育DXの案件が注目を集めています。東京都に本社を置くこの企業は、学生の価値観を深層から理解するためのワークショップを主催しました。この施策は、システム導入前に学生自身の価値観や思考を深く理解することを目的としています。

なぜアナログな対話から開始したのか?



教育DXの議論では、システムやデータの管理方法に焦点が当たることが多いですが、尚美大とハーモニープラス社は「まず学生の意見を聞く」ことが重要との認識を持っています。学生は自分の価値観について明確に言語化できない場合が多く、心の内にある漠然とした「判断基準」が存在しています。このワークショップでは、学生が自らの思考を言語化し、自身の内面と向き合う機会を提供しました。

深層可視化のプロセス



ワークショップでは、独自の対話フレームワークを駆使し、ファシリテーションを通じて学生と意見を交わしました。単なる質問と回答にとどまらず、学生たちに自身の過去の選択や感情を多角的に振り返る機会を与えます。その結果、「自分が大切にしていること」や「未来へ向けての必要性」を直感的に掘り下げることができました。

参加学生の気づき



ワークショップに参加した学生たちは、自己の理解を深める過程でさまざまな気づきを得ました。ある学生は、「安定していることが正解だと信じていたが、実は挑戦している瞬間が自分の心を動かしていた」と語りました。また、別の学生は、過去を振り返る中で「何かを辞めることは逃げではなく、見切りという選択だと理解できた」と言い、最後には自分の価値観を基準にした選択の重要性を確認できました。

現状を受け入れる意味



この取り組みでは、成果を出すことよりも学生の状態を理解することが重視されました。迷いや葛藤を正直に受け入れ、それに向き合うことが重要であると強調されています。これは既存の教育データでは捉えきれない「成長の余白」であり、今後の支援に向けた大きな一歩です。

プロセス型DXへの移行



ハーモニープラス社の教育DXは、一方的なシステム提供ではなく、大学の現場に密接に関わり、学生の声を生かすプロセスに重きを置いています。尚美大との共同の取り組みは、駅過ぎな「何かを導入した」という形ではなく、学生のために必要な「問い」を共に創造するプロセスのスタート地点として位置付けられています。

学修成果MOEの実装



今回の取り組みを通して、ハーモニープラス社は学修成果MOEを通じて、学生の価値観やプロセスを統合し、学びを設計できる状態をサポートすることを目指しています。数値化された成果だけでなく、「迷い」と「内向的な感覚」を出発点に、学生が自らの道を創り出せる教育DXへとつながると確信しています。

今後も尚美学園大学とハーモニープラス社の連携に注目し、教育の質を向上させる取り組みに期待したいと思います。


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会社情報

会社名
ハーモニープラス株式会社
住所
東京都千代田区二番町7番地5二番町平和ビル5階
電話番号
03-6261-5172

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