「いえらぶCLOUD」と「いえらぶBB」の利用社数が44,000社を突破、まとめて効率化を実現する不動産DX

不動産DXが進む中、44,000社の信頼を得た「いえらぶ」サービス

2025年8月、株式会社いえらぶGROUPが提供する不動産業界向けのバーティカルSaaS、「いえらぶCLOUD」と「いえらぶBB」が利用社数44,000社を突破したという発表がありました。不動産業界特化のデジタルトランスフォーメーション（DX）支援サービスとして、多くの企業に支持されています。

背景にある日本の労働市場の変化

日本では少子高齢化の影響が深刻化しており、2030年には労働人口が7,000万人を下回ると予測されています。2023年度時点で、65歳以上の就業率は25.2%に達しており、不動産業界でも人手不足や高齢化が問題となっています。加えて、電子契約解禁やインボイス制度などの法制度改革が進む中、業務のデジタル化が急務とされています。このような背景の中、FAXや紙契約が依然として多く残り、業務効率の悪化が問題視されています。

「いえらぶCLOUD」と「いえらぶBB」の詳細

「いえらぶCLOUD」は、賃貸、売買、管理すべてに対応したオールインワンの不動産業務支援システムです。このシステムは、ユーザーのニーズに応えたさまざまな機能を提供し、業務を一元化することで効率性を向上させています。導入社数は17,000社を超え、毎週行われるアップデートにより、常に最新のサービスを提供しています。

一方、「いえらぶBB」は、賃貸管理会社と賃貸仲介会社をつなぐ業者間流通プラットフォームです。このサービスでは、賃貸仲介会社と賃貸管理会社の基幹システムと連携することで、物件の流通から内見予約、契約に至るまでをオンラインで一元管理できます。2021年9月にサービスが開始されて以来、約27,000社が導入し、直近2年間で17,000社以上の企業が新たに参加しています。

デジタル手続きの拡大

この成長の背景には、デジタル化のニーズが高まっていることが挙げられます。特に、大手の管理会社が導入を進める中で、Web申込みや電子契約といった新しい手続きが普及し、業務の効率化が実現されています。いえらぶGROUPは、これらのシステムを通じて、44,000社以上の不動産会社の業務効率を高め、業界全体のDXを推進しようとしています。

いえらぶGROUPの未来

いえらぶGROUPのミッションは、「いい家選ぶ、いえらぶ。」です。同社は、誰もが安心して住まい選びができる未来を作るために、不断の努力を続けています。今後も不動産取引業には直接参入せず、公平な不動産プラットフォームを実現することを目指し、業界に利益相反を生じさせない透明性のある運営を行っていく方針です。