鹿児島トヨタとキャンパー鹿児島が手を組み新たなモビリティを開発

鹿児島トヨタとキャンパー鹿児島が新たなモビリティを開発

鹿児島トヨタ自動車株式会社（以下、鹿児島トヨタ）は、株式会社Kアクセス（以下、キャンパー鹿児島）との業務提携を発表しました。この提携により、移動の新しい価値を追求するための多目的モビリティの企画開発が始まります。最近では、移動の制限が続く中、個人の快適な居住空間を提供するキャンピングカーへの需要が高まっています。この波を受けて、鹿児島トヨタは新たなプロジェクトを立ち上げ、地域の人々の生活を豊かにすることを目指しています。

多様なニーズに応えるモビリティの必要性

移動手段が限られる現代において、キャンピングカーは多岐にわたる用途を持っています。たとえば、マイクロツーリズムとしての利用や、リモートオフィス、災害時の避難場所や医療支援車両としての需要が急増しています。鹿児島トヨタは、こうしたニーズの変化に的確に応えるために、先進的な知識を持つキャンパー鹿児島との共創プロジェクトを展開しています。

新ブランド“KT CRUISER”の誕生

このプロジェクトの結果として、トヨタ・ハイエースをベースにしたキャンピングカーが開発され、その名も“KT CRUISER”となります。このKTの頭文字には、以下の3つのコンセプトが込められています。
1. クルマでツーリズム ─ 移動を楽しむ新しいスタイル。
2. 空間を多目的に ─ さまざまな生活シーンに適応。
3. 快適にトランスフォーメーション ─ 環境に合わせて変化する柔軟性。

こうした考えを反映させ、鹿児島の地域活性化を目的としたローカルモビリティを提供します。2021年7月には発表・発売を予定しています。