賃貸市場の変化
2026-07-23 11:20:45

築11年以上の物件が急増!賃貸市場の新たなトレンドを探る

賃貸市場の変化と不動産動向



2026年の賃貸市場において、築年数11年以上の物件が急速に注目を集めています。株式会社LIFULLが発表した「LIFULL HOME'Sマーケットレポート」によると、東京都心を中心に賃料が上昇し、その影響で築古物件の反響シェアが拡大。特に、賃料が100,000円を突破したシングルタイプ物件の需要が顕著です。首都圏のシングルタイプの掲載賃料は2026年6月に100,574円となり、前年同月比で19.2%増加しました。これにより、賃貸市場のダイナミクスが変化しつつあります。

賃貸物件の新たなトレンド



LIFULL HOME'Sによる集計では、2026年4~6月の東京23区の賃貸物件において、反響賃料が初めて10万円台に達したことが特徴的です。また、反響賃料は上昇しているものの、掲載賃料との乖離が広がっていることにも注目が集まります。特に、築11年以上の物件に対する反響が増えており、築古物件のニーズが高まっています。

一方で、シングル向け物件の反響は持続的に増えている一方で、ファミリータイプでは反響数が減少傾向にあることが分かりました。首都圏のファミリータイプの反響数は2025年以降、前年同期を4四半期連続で下回っており、これは家族層の住み替え需要の減少が影響しています。こうした中で、東京圏の20~34歳の若年層のシングル層への需要は堅調に続いています。

中古マンションと中小型物件の動向



中古マンション市場もまた注目を集めています。2026年6月の中古マンションの掲載価格は、首都圏のシングルタイプで5,890万円、ファミリータイプで6,650万円と、いずれも集計開始以来の最高値を記録しました。しかし、東京都心のファミリータイプの平均価格は4ヶ月連続で下落しており、これも需要の変化を反映しています。特に、1億円以上の価格帯が市場に滞留する中、反響数が増加している一方で、成約には結びついていない現状も見られます。

住宅購入意欲の変化



住宅ローンの金利上昇が続く中、購入検討者の57.4%が購入意欲が「やや慎重になった」と回答しており、これが成約の鈍化に影響を与える要因となっています。特に、2億円以上の物件は反響数が増加しているものの、全体の在庫が大きく積み上がるという状況も生じています。これは、需要が高い物件とその他の物件との需給バランスが崩れつつあることを示唆しています。

中古一戸建て市場の状況



一方、中古一戸建て市場の動向も見逃せません。2026年6月の中古一戸建ての掲載価格は、首都圏で3,995万円、近畿圏で2,451万円と、上昇率は限定的なものとなっています。これは主に、一戸建て市場が実需層からの需要に支えられているためです。また、現在の資材不足や新築設備の供給不安が中古物件への需要を後押ししています。今後、中古物件シフトが続く可能性が見込まれています。

まとめ



LIFULL HOME'Sが集計したデータをもとに見えてくる賃貸市場と中古住宅市場の変化は、今後の不動産トレンドに大きな影響を及ぼすでしょう。賃貸物件、特に築11年以上の物件に対する需要の高まりは、東京都心の不動産市場における新たなトレンドを示しています。今後、この動向がさらにどう変化し、我々の住まい選びに影響を与えるのか、引き続き注目していきたいところです。


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会社情報

会社名
株式会社LIFULL
住所
東京都千代田区麹町1-4-4
電話番号
03-6774-1600

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