福岡市が小中学生向けの起業家育成プログラムを開始

福岡市が小中学生のための起業家育成プログラムを開講

株式会社ガイアックスが、福岡市と連携して2024年11月から小中学生を対象にした起業家育成プログラムをスタートします。このプログラムは、未来の起業家を育てるための7日間にわたる特別なプログラムで、新たなビジネスの発想を支援し、実際に企画からプレゼンテーションまでを経験することができます。

プログラムの目的と概要

このプログラムは、子どもたちが自分の夢を実現するための手段として起業を身近に感じることを目的とし、起業家マインドを育てることを目指します。福岡市内のスタートアップや投資家、金融機関がサポートする中、子どもたちは実際にビジネスアイデアを考え、プロトタイプを作成し、最終的にはプレゼンを行います。全7日間のプログラムが用意されており、参加者は以下のステップを経て起業を体験します。

プログラムの詳細

1. DAY1: 課題設定
自身の身近な困りごとを見つけ、その解決策を探ります。

2. DAY2: 会社設立・商品考案
基本的な会社設立の知識を学び、解決策となる商品を考案します。

3. DAY3: マネタイズ・プロトタイプ制作
ビジネスアイデアの収益モデルを考え、具体的なプロトタイプを制作します。

4. DAY4: フィールドワーク
九州大学を訪れ、起業体験プログラムを通じて実際の発表を見学し、フィードバックを受けます。

5. DAY5: アイデアブラッシュアップ
専門家とともにアイデアを改善し、プロトタイプを完成させます。

6. DAY6: プレゼン準備
最終日のプレゼンテーションに向けて資料作成と練習を行います。

7. DAY7: プレゼン
招待されたスタートアップや投資家の前で自身のビジネスアイデアを発表します。

対象者と参加方法

このプログラムには福岡市内の小学4年生から中学3年生が参加可能で、定員は各30名です。プログラムは無料で提供されますが、会場への交通費は参加者自身の負担となります。申し込みは2024年11月20日まで受け付けており、選考結果は2024年11月25日までにメールで通知されます。

楽しく学べる環境

プログラムは対面で実施され、参加者の送迎が難しい場合はオンライン参加も可能です。保護者や教育関係者の見学も認められており、起業への第一歩を踏み出す絶好のチャンスです。また、福岡市内の起業家や投資家たちがサポーターとして参加者を応援し、リアルな意見を受けることができます。

スタートアップ企業の先駆者たちからのサポート

プログラムの中では、実際に起業家として活躍する方々からのフィードバックも得られます。彼らは子どもたちに自分のアイデアを信じて挑戦することの大切さを伝え、新たな可能性を引き出す手助けを行います。

最終的には、このプログラムを通じて、参加者が自身のアイデアを表現し、成長していく姿を見ることが期待されます。福岡市全体が起業しやすい環境を整えるために、ひとりでも多くの子どもたちがこのプログラムに参加することを願っています。