2025年全日本スーパーフォーミュラ選手権 開幕前の概要
2025年シーズンに向けた全日本スーパーフォーミュラ選手権のプレスカンファレンスが2月10日に東京都内で行われました。これにより、今シーズンの概要や新たなマーケティング施策が発表され、ますます盛り上がりを見せています。
世界最⾼峰のモータースポーツ
全日本スーパーフォーミュラ(略してSUPER FORMULA)は、その名の通り、国内最高峰のフォーミュラカーレースシリーズです。特筆すべきは、レース車両やタイヤ、エンジンにおいてコンディションをイコール化し、ドライバーの実力やチームの戦略が重要視されるという点です。この独自のルールが、レースの魅力をより一層引き立てています。
2014年から続くこのシリーズは、2024年シーズンの来場者数が21万人を超えるなど、観客の関心も高まっており、2025年も期待がかかります。
鈴鹿サーキットでの開幕
新シーズンの開幕戦は、3月7日から9日まで鈴鹿サーキットにて開催されます。2月18日と19日には公式テストも行われ、全チーム・全ドライバーが揃っての初実戦となります。新たに加入するチームやルーキーのドライバーも注目を集めており、レースへの期待が高まります。
2025年シーズンのスケジュール
今年は全7大会、12レースが行われる予定です。各大会は金曜日にフリー走行、土曜日と日曜日に予選と決勝という流れで進行します。特に、FIAインターナショナルシリーズとしての地位向上が見込まれる中で、F1ドライバーになるためのスーパーライセンスの発給条件が緩和されることにより、より多くの注目が集まるカテゴリーになることが予想されます。
新たなフォーマットと進化
2025年はレースフォーマットに一部変更が加えられ、より多様な展開が期待されています。決勝レースの距離が約185km、また金曜日のフリー走行時間が2本に分かれることで、各チームがより戦略的にマシンをセッティングできる機会が増えるでしょう。このような変更が、さらなる緊張感を生み出すのです。
地域連携とメディア展開
さらに、2025年シーズンでは新たな試みとして、金曜日を「パートナーDAY」として設定し、業界の課題に取り組む機会も設けられます。また、放送メディアも拡大され、DAZNやFODが新たに仲間入りし、全セッションが配信されることになりました。これにより、より多くのファンがレースを楽しむことができるでしょう。
イベントのご案内
2月15日にはイオンモール鈴鹿で「SUPER FORMULA モータースポーツオープニングステージ」が開催され、このシーズンに期待されるルーキーたちやスタッフとのトークライブが行われる予定です。このようなイベントを通じて、地域との連携も深めていきます。
まとめ
全日本スーパーフォーミュラ選手権の2025年シーズンは、鈴鹿サーキットを舞台に新たな挑戦と興奮の幕開けを迎えます。ドライバーたちのドラマやチームの戦略が繰り広げられ、観客を魅了すること間違いなしです。このシーズンに寄せられる期待は高まるばかりです。