WAN-Signの導入が広島銀行に与えた影響
最近、株式会社広島銀行はNIPPON EXPRESSホールディングスの子会社、株式会社NXワンビシアーカイブズが提供する電子契約サービス「WAN-Sign」を導入しました。この移行は、広島銀行が従来使用していた電子契約の手続きにおいて直面していた様々な課題に対処するためのものです。
導入の背景
広島銀行では、住宅ローン業務においてすでに電子契約を利用していましたが、これまでの当事者型契約サービスでは多くの問題が発生していました。契約を締結するまでの手続きが煩雑で、多くの事務作業が必要とされ、お客様からの問い合わせに対応する行員の負担も大きかったのです。これらの課題を解決するために、業務の負担軽減やサービスの利便性向上を目指し、立会人型の電子契約サービスへの移行を決定しました。
WAN-Signが選ばれた理由
広島銀行がWAN-Signを選択した主な理由は以下の通りです。
1.
利便性の高い機能: WAN-Signは立会人型署名による契約締結や、SMS署名機能を有しており、顧客にとっての利便性が高いと評価されました。
2.
セキュリティの確保: 広島銀行の本部とそのベンダーとの間での導入実績があり、安全性や機能面への信頼感も大きな要因でした。
3.
サポートの充実: NXワンビシアーカイブズからのデモや説明資料の提供など、導入に向けた丁寧なサポートがあったことも大きな決め手となりました。
導入の効果
WAN-Signが導入されたことにより、様々な効果が報告されています。まず、電子契約1件あたりの締結コストが従来の約3分の1にまで削減され、1件あたりの手続き時間は約26%短縮されました。全体で見ると、年間で約2,600時間の業務が削減され、電子契約の利用率も約7割から約9割へと向上しました。
さらに、システムトラブルや権限管理など、所管部署の管理業務も大幅に削減され、お客様からの問い合わせの数も大きく減少しました。これにより、行員や顧客両方の負担が軽減される結果となったのです。
株式会社広島銀行 ご担当者のコメント
広島銀行の担当者は、『WAN-Signの導入によって、従来の事務手続きに伴う負担やコストを大幅に削減し、現場からも好評を得ています。電子契約手続きの効率化により、問い合わせへの対応も減少したことで業務効率が向上しました。今後もお客様サービスのさらなる向上と、内部業務の効率化に取り組んでいきたい』とコメントしています。
このように、WAN-Signの導入は広島銀行にとって非常に有益な結果をもたらしました。詳しい利用事例については、
こちらをご覧ください。
お問い合わせ
本リリースに関するお問い合わせは、株式会社NXワンビシアーカイブズへ。
経営企画部広報担当:池田・神谷・里村
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