自ら光る植物が実現する持続可能な未来とは？LEPへの投資を発表

自ら光る植物が描く新たな未来

株式会社LEPは、電力を供給されることなく自ら発光する植物の開発を目指す新進気鋭のスタートアップです。この注目のプロジェクトを支援するため、ミライドア株式会社は関西みらい銀行と共同で設立した関西みらいサクセスサポート投資事業有限責任組合を通じて、LEPに投資を行いました。これにより、LEPのビジョンである「光る植物で生活に感動と癒しをもたらしながらサステナブルで豊かな社会を実現する」がさらに現実味を帯びてきます。

LEPの革新技術

LEPが開発する光る植物は、大阪大学が保有する生物発光技術をベースにしています。この世界最先端の技術を利用し、独自の遺伝子編集技術によってさまざまな色合いで発光する植物を創出しています。この発光技術の導入により、照明によるエネルギー消費を大幅に削減することが期待されています。実際、照明は世界全体のエネルギー消費の約15%を占めており、その多くが地球温暖化を助長する要因となっています。

社会への影響

光る植物の導入により、都市生活の質が向上するだけでなく、環境にも優しい社会の実現に寄与します。2025年には大阪・関西万博での展示を予定しており、この機会に広く認知されることが期待されます。LEPは今後、空間演出・展示事業を皮切りに、光る切花や鉢植えといった花卉事業へも展開し、最終的には街路樹などの照明代替としても利用される予定です。