大学発ベンチャーとイノベーション
2024-06-28 21:15:31

オープンイノベーションのパートナーシップ戦略:大学発ベンチャーが牽引するイノベーション・エコシステム

大学発ベンチャーが拓くイノベーションの未来:オープンイノベーションにおけるパートナーシップ戦略



一般社団法人日本経営協会が発行する経営情報誌『オムニマネジメント』2024年7月号が公開されました。今号の特集テーマは「オープンイノベーションにおけるパートナーシップ戦略」です。大学発ベンチャーが、革新的な研究成果を基に経済社会にイノベーションをもたらす担い手として注目されています。

近年、大学発ベンチャーの数は増加傾向にあり、2023年10月時点で4,288社と、企業数および増加数ともに過去最高を記録しました。米国では、80年代以降、大学発ベンチャーと大企業のパートナーシップ連携が多くのイノベーションを生み出してきた成功事例があります。日本もその流れを受け、大学発ベンチャーがイノベーションの牽引役としての期待が高まっています。

今号では、オープンイノベーションにおける大学発ベンチャーの役割と、イノベーション・エコシステム強化の重要性を掘り下げます。

特集:大学発ベンチャーの役割とイノベーション・エコシステム



東京大学大学院工学系研究科教授の各務茂夫氏は、特集記事で「イノベーション・エコシステムの進化と大学発ベンチャーの役割」について考察しています。大学発ベンチャーは、イノベーションを起こすための重要な要素であり、大学、企業、政府などが連携し、イノベーション・エコシステムを構築することが重要であると指摘しています。

連載:多岐にわたる経営課題への洞察



今号では、人事コンサルタントの本田有明氏による「渋沢栄一の口述書『論語と算盤』/現代にも通用する孔子の教え」、ジャーナリストの森健氏による「建設業界のデジタル化は未来の街をつくれるか」、ひめのともみクリニック院長の姫野友美氏による「歯周病菌以外に口の中の潜むもの」、日本文理大学学長の橋本堅次郎氏による「管理者の仕事③ 「風通しを良くする②~外部環境と歴史から原因をひも解く~」など、多岐にわたる経営課題を分析する連載記事も掲載されています。

わが街わが動き:別府市の挑戦



「わが街わが動き」コーナーでは、別府市政策企画課による寄稿「令和6年4月1日に別府市市制施行100周年を迎えました」が掲載されています。別府市の市制施行100周年を記念し、地域活性化に向けた取り組みや今後の展望が語られています。

『オムニマネジメント』について



『オムニマネジメント』は、一般社団法人日本経営協会が発行する月刊経営情報誌です。1949年の創立当初から1992年まで刊行された機関紙「事務と経営」の歴史を引き継ぎ、1992年4月に創刊されました。2021年4月からは電子ブックとして生まれ変わり、幅広い世代のビジネスパーソンに読まれています。

一般社団法人日本経営協会について



一般社団法人日本経営協会は、昭和24年(1949年)に「日本事務能率協会」として創立されました。以来、日本の経営の近代化と効率化のための啓発普及活動を続けています。基本理念は「経営・人間・科学の調和を推進することで、持続可能な社会の発展に貢献すること」です。

まとめ



『オムニマネジメント』2024年7月号は、オープンイノベーションにおける大学発ベンチャーの役割、イノベーション・エコシステム強化、そして別府市の市制施行100周年記念事業など、多岐にわたるテーマを取り上げています。経営に関わる方にとって必読の雑誌と言えるでしょう。


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