共立女子大学の挑戦
2025-12-01 15:15:20

伝統を未来に繋ぐ!共立女子大学が染織文化財の修復室を設置

未来に伝える!共立女子大学の染織文化財保存修復室



東京・千代田区に位置する共立女子大学の家政学部被服学科では、1950年代から約70年にわたり、日本の染織文化財の保存・修復に取り組んできました。この度、新たに「染織文化財保存修復室」が設置されることが発表され、伝統的な服飾文化を次世代に継承するための重要な拠点となります。

70年の歴史が生んだ知識と技術


これまでの取り組みにより、同学科の教員たちは全国各地の博物館や美術館、さらには寺社仏閣に所蔵されている染織文化財の調査や修復を行い、高度な和裁技術を培ってきました。また、得られた知見をもとに、精巧な復元作品も製作しています。このように、共立女子大学は日本の貴重な文化遺産を保護し、その技術を次代に受け継ぐために尽力してきました。

保存修復室の設立


新たに設立される染織文化財保存修復室は、2026年4月に開設予定で、共立女子大学の神田一ツ橋キャンパス本館に設置されます。この施設では、専門的な知識と技術を持つ人材を育成し、日本の染織文化を次世代に引き継ぐ拠点としての役割を果たすことを目指します。修復室では、実践的な教育が行われ、染織文化財の保存修復に関する高度な技術が次世代へと伝授されることでしょう。

募金活動の開始


この素晴らしいプロジェクトのために、2025年11月上旬からはプロジェクト型募金が始まります。目標金額は150万円で、染織文化財の修復・調査に必要な備品の購入費用に充てられます。寄付は5,000円から受け付けており、クレジットカードや銀行振込など多様な方法での寄付が可能です。少額からでも多くの方の温かい支援をお待ちしております。

教育と社会貢献の両立


共立女子大学博物館館長である田中淑江教授は、「本学では半世紀以上にわたり、染織文化財の保存修復に取り組んできました。新たな保存修復室は、歴史ある染織文化財に命を吹き込み、学生たちにその技術を受け継がせる場となることでしょう」とコメントしています。このプロジェクトは単なる修復にとどまらず、伝統を未来に繋げるための人材育成にも寄与します。

参加を呼びかける


このプロジェクトの成功には、皆さまのご支援が不可欠です。伝統的な服飾文化を未来に受け継ぎ、次の世代へと繋ぐための活動に、ぜひ参加してください。共立女子大学は、皆さまの温かいご支援に心より感謝申し上げます。

お問い合わせ・関連リンク


  • - 共立女子大学「プロジェクト型募金」公式ページ: こちら
  • - 共立女子大学 家政学部 被服学科 公式サイト: こちら

また、共立女子大学の修復プロジェクトに関する動画や、実績の詳細もぜひご覧ください。未来を見据えたこの取り組みに、ご関心をお寄せいただければ幸いです。


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会社情報

会社名
共立女子大学・短期大学
住所
東京都千代田区一ツ橋2-2-1
電話番号
03-3237-5927

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